【偏食】給食が食べられない息子、お弁当を持っていくことになった話

給食を弁当に

口の中やにおいなどの感覚に過敏な息子(現在小学校4年生)は、3年間給食に苦しみました。ご飯と牛乳は食べられますが、おかずはほとんどたべられません。小麦を食べると下痢をするらしく、パンや麺の日は牛乳のみ。

空腹で6時間授業に耐えなければなりませんでした。高学年になればもっと6時間授業の日が増えます。身長体重も減少傾向。校医に相談したところ、お弁当を持っていっていいことになりました。

どうしてお弁当が許されることになったのか、校医や担任の先生とどんなことを話し合ったのか説明します。

きぶんやママ
きぶんやママ

給食が食べられていない子は意外と多い!そんな子を持つママさんたちへ参考になると思います。

幼少期から小学校までの食事

息子は、幼少の頃からひどく感覚が過敏で、特に口内やにおいに敏感でした。そういうこともあってか、食事のことでかなり苦労しました。食べられる食材は増えたのですが、味や調理法が少しでも違うと食べられません。生活全般的に、こだわりがとても強いのです。

当時の食事については、過去のブログで書いています。→【偏食】偏食息子の体は、これでできている!9年間の食事と身長体重の振り返り。

外食はほとんどできませんでした。スーパーのお惣菜やお弁当も食べられるものがほとんどありませんでした。それでも、家での食事はなんとか食べてくれていたので、極端に体重が増えたり減ったりすることはありませんでした。

ところが、小学校に入ってからお昼が給食となり、息子の苦心が始まります。給食での苦心は、過去のブログでも書いていますが、→【偏食】学校の給食が嫌でたまらない、HSC偏食息子の苦悩

主にこのような点で苦しんでいました。

【給食で苦しんでいたこと】
・毎日違うメニューが出て、味に慣れることができない
・パンや麺を食べると、お腹の調子が悪くなって下痢になることが多い
・マヨネーズやケチャップ、ソースなどの洋食味が多い
・ご飯、味噌汁、おかずのような和食スタイルがあまりない

最近では、外国理解と給食がコラボされて、外国の料理を食べてみよう!なんて日もあり、和食以外のものをあまり受け付けない息子にとっては地獄の日だったと言います。

主食がご飯の日は、牛乳とたっぷりのご飯、おかずは一口程度だけ食べて、味に慣れるように頑張ったという息子。しかし、どうしてもおかずが嫌でたまらなかったと言います。パンと麺の日は牛乳のみ。「パンと麺の日は学校に行きたくない」と言い出しました。

校医に連絡をとったきっかけ

「少しずつ食べながら、段々と味にも慣れて食べられるようになるんだよ。」「食べる機会が全くないと、慣れることもできなくなるんだよ」と説明して、今までなんとか給食を続けてきました。いつか給食の味にも慣れてくるのではないかと期待して。

しかし、最近身長体重の曲線が少し「やせ」に傾いていっている事に気がつきました。

学校は安全に勉強ができる場所であるはずです。学びたいのに、給食が食べられないからという理由で、不登校になるのは私としては納得がいきませんでした。また、息子も望んではいません。だからこそ空腹になってでも今まで通っていたのですが、健康のことを考えるとこのままで良いのだろうかと悩みました。

また、「小麦製品を食べると下痢になることがある」という息子の話も無視できません。発疹が出たり、痒くなったりはしていないのでアレルギーではなさそうですが、「下痢になる」から食べないというのは明らかに健康上問題があります。

それでも、学校に連絡をとることを拒む自分がいました。「給食を弁当にしてもらった」という話は、アレルギーでは聞いたことがあっても、こういう場合では聞いたことがなかったからです。

そんな矢先、学校の校長先生が退任されると挨拶に来てくださいました。その時、なぜか校長先生は「食育の話がしたかったなぁ」とつぶやかれるので、つい息子の給食の話をしてしまいました。すると、「一度校医に相談してみてはいかがですか?学校は、校医の一声があれば動きやすいのです」と答えてくださいました。

ようやく、私は背中を押されるがまま、校医の先生がいる病院を調べました。すると、そこにはこんなメッセージが。「学校のことでお悩みの方は、メールでのお問い合わせをお願いします。」

新型コロナの関係もあり、病院が密になるのを避けているのか、精神的に不安定になるお子さんが多くて問い合わせが多いのか、理由はわかりませんが、メールでも聞いてもらえると知って一気にハードルが下がったのです。

校医の先生とメールをやりとり

とりあえず、息子の身長体重曲線とアレルギー検査表を添付し、状況を説明しました。春休み中の朝メールを送ると、30分後にもう返信がありました。ちょうど先生がメールチェックする時間だったみたいです。要約するとこのようなメールが届きました。

グルテン不耐症という、アレルギーではないが小麦を食べると体調不良になる方は存在します。日本では特別な検査が必要で診断が難しいです。
おかずが食べられないのは偏食傾向があるのでしょうか?食事以外にこだわりで生活や学習面で不都合を生じることはありますか?
学校と情報共有し、お弁当が可能ならお願いしてみようと思います。

整理すると、「グルテン不耐症の可能性」「食事以外のこだわりは?」「弁当対応学校と交渉」ポイントはこの3つです。

食事以外のこだわりを指摘された理由はよくわかりました。なぜなら、このブログでも紹介しましたが、息子の極度な偏食は「自閉症」傾向のある子供達にもよくみられるからです。

そのブログはこちら→【偏食】偏食の2つの原因とは?自閉症の子ども達の偏食から学ぶ【偏食】偏食には3タイプある、自閉症の子が通う療育センターより学ぶ

そこで、息子は確かに他のことについても「こだわり」が強かったことを知らせました。しかし、対人関係は良好で、人の気持ちもよくくみとっていること、恥ずかしさで目が合わないことはあるし、あまりしゃべる方ではないが、あまり問題視していなかったことなどをメールで知らせました。すると、次のような返事(要約)が届きました。

ご本人に感覚過敏が存在すると思われます。感覚過敏や選択的食べ物の摂取は、自閉症スペクトラム(ASD)を疑うきっかけ、根拠になることが多いです。
ただし、ASDのもう一つの根拠、コミュニケーション障害の程度は周囲の環境や、年齢により評価が変わります。
学校に連絡を取りました。担任とも相談してみてください。

大人でも何かしらコミュニケーション障害らしき症状を持っている方はたくさんいます。例えば、目が合わない、あまり人に興味がない、自分の気持ちを話さない、、、、自分にだって多少あるかもしれません。グレーゾーンの人は大人でもたくさんいます。

でも、皆それは個性ととらえていることが多く、本人が生きづらさを感じたり、周囲が無理解だったりすれば診断が必要になるのかもしれません。

まぁとにかく、こちらとしてはお弁当の話を学校にしていただけたことで前進しました。まさか、話が自閉症スペクトラムの疑い方面へ行くとは思いもよらなかったのですが、先生から一言もらえたことは大きな一歩でした。

担任の先生との話

担任の先生は、学年が変わって新しい先生になりました。当然息子の給食の状況など知らないので、よく説明をしました。そして、校医の先生にも見せた身長体重曲線と、アレルギー検査表を見せました。

すると、学年主任の先生がある数字を見て驚かれました。

非特異的IgE 1600

せ、1600!?これは高い!!そう言われて、私の方がびっくりしてしまいました。耳鼻科の先生に、この数値は結構高い方で、ぜんそくになりやすいと思いますと注意されていた数字です。それにここまで反応されるとは、私自身驚いたのです。

先生の息子さんが、この数値が700だったそうで、その時病院の先生に「700は相当高い方ですからね、アレルギー体質であることを肝に銘じておいてください」と言われたそうです。

700でも、外に出てちょっと走れば喉がヒューヒュー言うし、食材にも色々アレルギーがあるという先生の息子さん。食事の内容を聞くと、我が子と同じようにシンプル好きで、和食が好みと言います。

学年主任さんの息子さんのおかげで(?)、息子の状態や嗜好、グルテン不耐症かもしれないことなどスムーズに分かっていただけました。しかも、何よりその主任先生が偏食だったのです。

先生は給食を我慢して無理矢理飲み込んでやり過ごしていると言いますが、本当は弁当が良いそうです。奥さんに相談しようものなら、「給食食べろ」と言われるから言えないとのこと。

好き嫌いで弁当にすることはできないけれど、健康上問題があるなら話は別。また、過去には東日本大震災の時に「放射能が心配だから」という理由で弁当にしていた子がいたとのこと。

「こんなこと言うと栄養教諭の方に叱られますが」という前置きで、「弁当にしてもらって、午後の授業をしっかり聞いてもらったほうが良い。給食で学校に来られないなんて話はない。」と、教育委員会に了承をとってくださいました。

牛乳は好物でないけれど、1本毎日飲んでいたので、飲めるものを除去する必要はないと思い、弁当+牛乳という対応にしていただきました。

まとめ

今回4年生から、弁当+牛乳対応としていただきました。息子は給食のこと以外で困ったことはなかったので、現在はなんの不満を感じることなく通学できています。

好き嫌いで弁当を選ぶことはできませんが、息子のように身体的な症状が出ている方は一度校医の先生に相談されると良いかもしれません。以下のような状態であれば、相談したほうが良いと思います。

・給食がほとんど食べられていない場合
・アレルギーなどが多い場合
・牛乳(乳糖)や小麦(グルテン)をとると下痢になったりお腹の調子が悪くなる場合
・身長体重が減少傾向にある場合

しかし、このような例もありました。

友達の娘さんは同じように給食が食べられず、一時期あばらぼねが見えるほど痩せてしまったけれど、小学5年生になってからなぜか給食が段々食べられるようになったそうです。

「周りと同じものが食べたい」という欲求が強かったようです。でも、それはアレルギーや不耐症とは別次元の話ですが。

そういうことを考えると、一概に「弁当にしたほうが良い」とは言えません。お子さんの身体的な状態によって対処は違うと思います。

校医や担任の先生ともよく相談をし、一時期だけ弁当にしてもらう、もう少し給食で頑張ってみる、など色々な対処が考えられると思います。

きぶんやママ
きぶんやママ

一人で抱え込まず、周りの人に相談する大切さを学びました。

今後は、アレルギー検査をもう一度やろうか考えています。過去に調べた食材が、的外れなものだったと思うからです。

また、自閉症スペクトラムか調べることもできますが、現在非常に調べたい人が多くいて、何ヶ月も待ち状態とのこと。調べるより先に、そういう傾向がある子にはどういう対応をすると良いのか調べてみようかと思います。

【偏食】偏食息子の体は、これでできている!9年間の食事と身長体重の振り返り。

身長体重曲線

現在小学校4年生の偏食息子。小さい時は、こんな食事で果たして体が大きくなるのかしらと心配でした。でも案外順調に育っています。

栄養士さんに相談しても、「いつか食べられるようになりますよ」。私も実は栄養士なんですが、同じように偏食さんにはそんなことを言っていました。今は言われた人の気持ちが分かります。「いつかっていつなんだー!」

同じように子どもの偏食で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで、息子の9年間の食事と、身長体重について振り返ってみようと思います。

きぶんやママ
きぶんやママ

こんな食事で大きくなるのかしら?と心配しているママさん達の参考になると思います。

幼少期の息子は感覚過敏あり

息子は幼少の頃から極度の感覚過敏で、特に皮膚と口内、におい、音に感覚過敏がありました。(ほぼ全感覚!?)

それゆえ、目新しい食べ物は口にも入れず、においを嗅ぐだけで気持ちが悪くなるような状態でした。しかし私は自分が栄養士ということもあり、息子に偏食になって欲しくないという一心で、一口は食べようとか、においだけでも嗅いでと、とにかく必死でした。

料理したり、収穫体験したり、そういうことも大事だと思い、一緒にご飯を作ったり、トマトやピーマンを収穫したりもしました。

おかげでご飯と味噌汁は作れるようになりました。「自分で作ると美味しい!」と言ってくれることもありましたが、食べられるものはやはり限定的でした。

ピーマンの実験
5歳の頃作った、ピーマン塩炒めの実験。左が初めて、右が2回目に挑戦したもの

彼の偏食には次のようなことが言えます。

食べられる「食材」はそれなりにあるけれど、
「調理法」や「味付け」には非常に過敏

では具体的に、どのくらい食べられる食材があるのか、どう過敏なのか、主食・主菜・副菜別に見てみましょう。

当時の息子が食べていたもの(主食編)

下の表は、息子が幼少期に食べていたもののリストです。まずは主食。

ご飯おかゆ
そばラーメン(醤油味のみ)
食べられていた主食のリスト

ご飯は大好物。なんならおやつにも「おにぎり」を食べていました。

おにぎり
特に好きだった赤米入りのおにぎり。味は塩のみ。

おかゆは、私が食べていたおかゆが美味しそうに見えたようで、食べるようになりました。当時疲れ切っていた私は、「疲れたらおかゆを食べなさい」という本を読んで実践していたのです、、、。

そばも大好物。わさびもつけて、まるで粋な江戸っ子。

ラーメンはリンガー◯ットのラーメンが好きです。少しでも野菜を食べて欲しかったので、外食と言えばこのラーメンでした。(野菜がてんこ盛り)しかし野菜を最後に一生懸命食べるのは私の役割だったかも、、。

家で作る袋もののラーメンは、丸ちゃん◯麺の醤油味しか受け付けません。なんと、◯清の醤油ラーメンにするとバレてしまい、「これは違う!」と言って受け付けません。これには私も憤慨しました。こんなに過敏だなんて、ラーメンのソムリエにでもなれそうなくらい

スパゲッティやパンは食べません。洋食はとにかく受け付けません。ピザなんてもってのほかです。うどんは食べられますが、あまり食べません。(小麦のものは避けがち?)

ちなみに、ラーメンって中華でしょ?と思われる方が多いかもしれませんが、日本のラーメンは中華のラーメンとは別物と言っていいくらい違います。日本のラーメンは、出汁に魚介や鰹節が使われていたりして、結局日本の味なんですよね。

ということで、息子は和食(ご飯やおかゆ、そば、日本のラーメン)を好むと言って良いのでしょう。

当時の息子が食べていたもの(主菜編)

今度は、タンパク質系の食べ物です。

卵の白身えび、いか、かに貝類魚(刺身か塩焼き)
牛肉(メンチカツのみ)鶏肉豚肉のハンバーグしらす
豆腐納豆牛乳わかめ、のり
食べられていた主菜のリスト

卵は、白身だけです。黄身はダメです。このおかげで、彼の幼稚園のお弁当には何度となく卵の白身が1品になりました。(本当は卵焼きを入れたかった、、、)

魚介は比較的何でもいけます。でも、味はとにかくシンプルに。生か塩焼き、酒蒸し。しらすは特に好物。エビも好きですが、エビフライにタルタルソースなんてついていようものなら、衣を全部はがしてくれと言われます。

鯛塩焼き
鯛の塩焼き

肉は鶏肉がほとんど。脂分が嫌いなようで、ささみか胸肉ばかりでした。よく作ったのは鶏ハム。まるでダイエットでもしている人のよう。

牛・豚肉はメンチカツかハンバーグに。しかし、味付けはケチャップやソースはつけません。何もつけずに食べます。肉そのものに塩味を効かせて作っていました。外食ではソースがつきものなので食べられません。

小学校に入ると、豆腐とわかめの味噌汁や納豆も食べられるようになり、豆類からもタンパク質が取れるようになりました。ただし、味噌汁の豆腐だけです。麻婆豆腐なんて見向きもしてくれない。

牛乳は飲めなかったのですが、チョコレートが詰まっているストローみたいな商品を買い、それでおやつに飲んでいたら、いつの間にか飲めるようになりました。そのおかげで、給食の牛乳は飲めるようになりました。↓こんな商品です

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体が欲していたのか、タンパク質系は比較的よく食べられています。昔の日本人は豆類、魚介が主なタンパク源で、鶏肉がたまに祭りなどで食べられていたそう。味付けにしても、彼の食事はまるで江戸時代だなぁと思いました。

当時の息子が食べていたもの(副菜編)

多くの方が頭を悩ませる副菜です。

もやしレタスしそ、大根パセリ
にんじんれんこんえのきスプラウト
ピーマンみかんいちご
ぶどうバナナ
食べられていた副菜のリスト

偏食の割には、結構あるんじゃない?と思われるかもしれません。(これだけ?って思う方もいるでしょう、、、)でも、味や調理法はかなり限られています。

まずもやしは、エビと一緒に塩で炒めると食べられます。ラーメンにもやしを入れれば食べられます。他の調理法のもやしは受け付けてくれません。

レタスは、ちぎってめんつゆにつけると食べてくれます。スプラウトもその容量で食べます。めんつゆの味が好きなんですね。他のドレッシングでは食べてくれません。めんつゆは、我が家では和風のドレッシング扱い。

めんつゆをかけたスプラウト
めんつゆをかけたスプラウト

しそと大根をセットで載せました。なぜかというと、これは刺身の「つま」だからです。大根は生で、醤油をつけて食べるのならOK。他の煮た大根などは一切ダメです。そういう理由でわさびも好きです。

にんじんはです。何もつけずに。ピーマンは、自分で炒めたものは食べられます。味は塩。

えのきは「味噌汁だったら」食べられます。つまり、彼の味噌汁の具は常にえのき、豆腐、わかめになってしまいます。

れんこんは、「れんこんチップスにすれば」食べられます。最近はれんこん天ぷらも何とか食べられるようになりました。少しでもカリッとしていないと食べてくれません。

揚げたれんこん
揚げたれんこん

果物は割と色々食べていたんだなぁと、表にして改めて気がつきました。食べないものばかりに目が行っていたなぁと反省。特に柑橘類が好きで、冬はみかんばかり食べていました。

味や調理法は限定されているけど、結構食べられてる?

以上、息子が幼少の頃食べていたものでした。

表にすると、「食べられてるものが結構あるんじゃない?」と私は思ってしまいました。もっと少ないと思っていたのです。結構あるんですよね。

偏食が子どもにあると、親としては食べられるものがすごく少なく感じます。調理法や味が限定的だから、「この子はこんなことで大きくなれるのかしら?」と心配になります。

偏食でお困りの方は、ぜひ上記のように、一度食べられるものを表にしてみて欲しいと思います。料理名ではなく、食材名で。すると、案外食べられるものは思ったより多くて、安心できる材料となるのではないでしょうか。

できないことより、できることを見てあげる。これはけっこう大事かなと思います。

身長と体重の変化は?

こういう食事で過ごしてきて現在小学校4年生になりますが、身長と体重は案外普通です。

下の表は、息子が幼児期の身長と体重の変化です。

偏食息子幼少期の身長体重変化
幼少期の身長と体重の変化

生まれてすぐに入院が必要な胃の病を患った割には、やせもせず、結構普通の身長体重曲線です。

次に、小学校1〜3年までの身長体重です。

身長体重曲線
小学校1年〜3年の身長体重

これをグラフにすると↓

身長体重曲線
小学校1年〜3年の身長体重曲線

身長体重は普通の範囲内に収まったままです。ただ、小学生になって曲線が2「やせている」に近づいてきているように思います。これは、お昼ご飯が給食になり、ご飯と牛乳しか口にしていないことが原因だと思っています。

小学生になってからは給食で苦戦

食べられる食材は結構あることがわかりましたが、調理法や味付けは彼独特のものです。当然、給食のおかずが口に合うこともありませんでした

一口は食べようねと先生に言われ、頑張ってきたものの、結局耳かき1杯ほどしかおかずは食べられていないようです。感覚が過敏な彼には、給食の奇抜なメニューはすぐに受け入れられず。しかも、毎日違うメニューが出るので、慣れることもできません。給食のメニューがパンと麺の日は、牛乳しか飲めず、午後の授業に支障をきたしています。

そこで、4年生になる前に校医に相談、弁当対応にしていただきました。そのことはまた後日ブログで書こうと思います。→アップしました。よかったら参考まで【偏食】給食が食べられない息子、お弁当を持っていくことになった話

まとめ

9年間の息子の食事と身長体重を振り返った結果、以下のことが分かりました。

=メモ=
・食べられる食材は、表にすると思ったよりあった
・和食を好み、味付けは塩か醤油でシンプル
・身長体重は順調だった
・小学校の給食が始まってから少し体重が落ちてきた

身長体重だけで健康かどうかは計り知れないですが、少なくとも活力はあり、毎日排便もあります。味や調理法が限られていて、人より過敏ですが、今のところ健康に生きています。

ただ、慣れない味や料理の多い給食は彼にとって悩みの種で、1年生から身長体重曲線が徐々に「やせ」に近づいていることと無関係ではなさそうです。

そこはこれからの課題だと思います。

弁当対応にしてもらう前の給食の様子は、こちらのブログに書いてあります。参考にしてみてください。【偏食】学校の給食が嫌でたまらない、HSC偏食息子の苦悩

【偏食】キャベツダイエットの為に買ったのに、偏食息子がモリモリキャベツを食べた理由

千切りしたキャベツ

コロナ太りでしょうか、ちょっと体重が気になってきたので、キャベツを買ってきました。キャベツダイエットってご存知ですか?千切りキャベツを昼食か夕食の前にモリモリ食べるだけ。結構効果ありました。

しかし、ダイエット以上に嬉しい効果が。なんと、我が家のhsc偏食息子が私のキャベツをモリモリ食べているのです。一体どうしたことか!?

野菜はほぼ食べないのにです。同じように野菜ほぼ食べない子のことで悩んでいらっしゃる方の参考になると思い、今日はそのことを書こうと思います。

偏食息子がキャベツをモリモリ食べた理由

秘密はズバリこれです。

無限キャベツのもと

名前がインパクト大です。「パリパリ無限キャベツのもと」近所のスーパーのキャベツ横に置いてありました。

私は普段、キャベツはコールスローにして食べます。かさも減って食べやすいし、味も好きです。ちなみに、マヨネーズが入らない、オイルベースのコールスローが好み。

でも子どもはまず食べません。確かに、あまり子どもの好きな味ではないですよね。ワインには合いそうですけど。

しかし、このキャベツはモリモリ食べたのです。キャベツは千切りにしたものを2〜3本くらいしか食べない偏食息子。モリモリ食べるなんて驚きでした。

なぜモリモリ食べられたのか?

過去のブログで、偏食の多い子は「形」に関してのこだわりがあることを書きました。

我が家の偏食息子でいうと、「千切り」の形状を好むということです。キャベツも、ザク切りではなく千切りであることが、まず大事でした。

さらに、「カリカリしたもの」を好むという特徴についても書きました。まさしく、この麺はカリカリしています。

また、「慣れた味」に大変執着するということも書きました。

息子はラーメン好きで、主人が丸ちゃん正麺の醤油ラーメン(袋ラーメン)をよく買ってきたことから、醤油ラーメンといえばこの味じゃないと食べないくらいになってしまったのです。

毎日食べていたわけではなく、月に1〜2回程度だと思いますが、息子はこの「慣れた味」を強く好むようになりました。だから、日清など違う会社のラーメンは食べてくれません。

ここでお気づきの方もいらっしゃるかと思います。先程の商品、左上の「マルちゃん」のマーク。丸ちゃん正麺のラーメンとよく似た味だったのです。

=MEMO=
「千切りの形状」「カリカリしたもの」「慣れた味」この3つがそろい、息子はキャベツをモリモリ食べたというわけです。

(偏食の子が好む形や食感、味についての記事は、こちらに詳しく書いてあります)→【偏食】偏食には3タイプある、自閉症の子が通う療育センターより学ぶ

パリパリ無限キャベツの作り方

作ってみると、なんてことない。千切りにしたキャベツと、中に入っているパリパリ麺、そして付属の粉(袋ラーメンのスープみたいな粉)を和えるだけ。

ここでわざわざ書く必要もないくらい簡単です。ちなみに、使うキャベツは150g。

150gのキャベツ

写真だと分かりづらいですが、横から見ると結構キャベツが重なっています。これを切ると、このくらい↓

千切りしたキャベツ

写真にすると少なく見えるのですが、実際切ってみると結構な量です。

どんな味?

味については、ちょっと辛口に言わせてください。私から言わせてもらうと大変「ジャンキー」な味です。ものすごく濃い。ジャンキーな味、わかっていただけるでしょうか?例えば駄菓子屋でよく見る「う◯い棒」とか、、、そういう類の味です。

最初は「濃いなぁ〜」と思いながら食べているのですが、段々と舌が慣れてくると、カリカリ麺とシャキシャキキャベツの食感が楽しくて、ついモリモリ食べてしまう。まさしく商品名の通りです。

この味に慣れちゃったら、体に悪そうだなぁ、、、なんて思いながらも食べてしまう。しかも息子まで!

子どもとは、なんでこういうジャンキーな味を好むのでしょうね。キャベツのコールスローは、何を言っても口を開かないのに。この悪しき匂いを嗅ぐと、私が何を言うまでもなく、さっさと食べてしまう。魔力が働いているとしか思えません。

この味に慣らしたくない!添加物は絶対に嫌です!という方には向きません。でも、どんな味でもとにかく野菜を食べさせたいんだ!と思う方には良いかもしれません。

また、どうしてもこの味は嫌だという方には、「パリパリ麺」だけを加えるということにして、味付けは慣れたドレッシングを使うということでも良いかもしれません。パリパリ麺だけでも売っていますし、春雨やワンタンの皮を揚げて入れるのもおすすめです。(学校給食では人気の野菜メニューでした)

他の味も試してみた

ジャンキーな味だなんて非難したわりには、また新商品を見つけてしまう自分がいます。それはこちらです。

マルちゃん 無限キャベツのもと鬼うまガーリック1食×10

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写真を撮るのを忘れたので、商品写真をお借りしています。これは、先程の商品と似ていますが、味付けが異なります。その名も「鬼うまガーリック」。下の方に、「ビールに合う」と書いてあります。

ちょっと主人にも出してみようと思って買ってみました。ところが、なんとこちらも偏食息子が食べている

この味は、先程の商品に輪をかけて「ジャンキー」でした。味がさらに濃く、そしてちょっぴり辛い。最初ので学んだので、かける粉の量を加減したのに、やっぱり濃いです。

息子も「これちょっと味が濃いね」と言いながらも食べている、、、丸ちゃん正麺恐るべしです。ジャンキーな味付けでもキャベツを食べさせたいか、それとも味に慣らしたくないから食べさせないのか、迷うところですね。

健康面を考えながら使っていく

私としては、濃い味に慣れさせることをとても危険だと思っています。なぜなら、将来生活習慣病に結びつきかねないからです。添加物が多いのも気になります。

そもそも野菜を食べて欲しいのも、将来生活習慣病になってほしくないから、健康でいて欲しいからですよね。

しかし、だからといって息子の「好きな味」を否定してしまうのもかわいそうです。例えばあなたがチョコレートが好きだとして、「チョコレートは健康に悪いから、好きでも今後一切チョコレート味は食べちゃだめ!」と言われたらどう思うでしょうか。(チョコレートが健康に悪いわけではありません。単なる例えです。私は大好きです。)

好きな味を尊重しつつ、健康面も考えるとなると、こういう使い方はどうでしょうか。

キャベツを少し多めに(150g以上)入れてみる
もしくは、調味料の入った袋を加減しながら入れる

味見をしながら、「ここまでは許せる」味を探す。「これ以上入れたら濃いな」と感じるところでやめておくのです。

きぶんやママ
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子どもがキャベツを食べることに抵抗を感じなくなり、その他のキャベツメニューも食べられるようになるきっかけになれば良いですね。

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なんとレタスバージョンも見つけました。

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【偏食】HSC偏食息子からの質問。バナナやみかんなどの果物食べればビタミン足りる?

バナナオレンジ

前回までのブログで、玄米ご飯としらす、のりを食べるとどんな栄養がとれるか計算しました。どうしても不足するカルシウム、鉄分、ビタミンB2、Cが課題です。

すると、息子からこんな質問が。「バナナやみかんなどの果物を食べればビタミン足りる?」HSC(感覚過敏)で、口内の感覚が過敏で食べられるものが少ない偏食息子ですが、バナナやみかんは食べられます。

予想ではビタミンCが期待できそうです。そこで、今回はバナナやみかん(息子が食べられる果物)の栄養計算をしてみようと思います。

きぶんやママ
きぶんやママ

おかずを食べずにご飯ばかり食べる偏食さんへ、野菜は無理でも、果物なら食べられるという方に参考になると思います。

不足しがちな栄養素のみ計算

我が家にあった、ちょっと黒くなりかけのバナナ。1本167gでした。そして皮が52g。食べられる所は115g。これで計算します。

バナナ

みかんはもう季節ではなかったので、清見オレンジで計算します。1個203gで、皮は81g。122gで計算します。

オレンジ

エネルギーやタンパク質はしらすのりご飯で十分とれたので、今回はしらすのりご飯ではとれなかったビタミンや無機質を計算しました。まずは無機質。

果物の無機質

カルシウム鉄分カリウム
バナナ1本7mg0.3mg414mg
清見オレンジ1個13mg0.1mg207mg
1食の理想量217mg2.7mg533mg
日本食品成分表を用いて計算。1食の理想量は、9歳男子の推奨量。
表が途中で切れていることがあります。横スクロールしてみてください。

果物によっても、期待できる栄養素は違います。しかし、どちらにも多いのがカリウムです。カリウムは余分にとった塩分を外に排出する働きがあります。果物や野菜に多いと言われています。塩分が気になる方にはとって欲しい栄養素の一つ。

カルシウムや鉄分は、予想通り果物からはあまりとれません。やはり、この2つはタンパク質をとらないと不足します。(息子の場合はご飯、しらすで理想量の半分はとれた)

果物のビタミン

続いてビタミンを見てみましょう。

ビタミンAビタミンB2ビタミンC
バナナ1本6μg0.05mg18mg
清見オレンジ1個55μg0.02mg51mg
1食の理想量167μg0.34mg20mg
日本食品成分表を用いて計算。1食理想量は、9歳男子の推奨量。
表が途中で切れていることがあります。横スクロールしてみてください。

ビタミンはもっともっとたくさん種類があります。しかし、玄米しらすのりご飯でとれなかったビタミンに絞って掲載しています。

ビタミンAとビタミンCは、ご飯だけでは全くとれなかった栄養素なので、果物を食べることでこれだけ補えるのは朗報です。特に、野菜がほぼ食べられない我が家の偏食君には大事な栄養源と言えます。

特に、ビタミンCはどちらの果物でも1食分の理想量を超えてしまうほどとることができます。仮に昼や夜にあまりビタミンCをとれなかったとしても、オレンジを食べていれば安心です。

ちなみに、糖質は上がってしまいますが、オレンジの100%ジュースやみかんの缶詰でもビタミンCがとれます。

バナナも素晴らしい栄養がとれますが、清見オレンジのビタミンAやCの多さにはありがたささえ感じてしまうほど。息子がみかん大好きっ子で良かったと、心から思います。

ビタミンB2は、予想通り果物からはあまりとれません。魚介類、肉類、藻類、豆類、乳類、卵類、野菜類、種実類に多いと言われています。おかずがいらない、ご飯大好き息子には、とることが難しいビタミンの一つ。我が家では一番難しさを感じるのがこの「ビタミンB2」です。

ご飯+しらす+のり+果物で不足栄養は補えるか?

果物の(バナナとオレンジだけですが)栄養は大体分かりました。ここで、偏食息子が気になっている、「ご飯+しらす+のり」に果物を食べると、不足していた栄養は補えるか計算してみようと思います。

「ご飯+しらす+のり」だけの栄養計算はこちらをどうぞ→【偏食】HSC偏食息子の食事。しらすご飯にのりをプラスしたら栄養はどう変わる?

まずは無機質で特に不足していた「カルシウム」と「鉄分」に注目します。

カルシウム鉄分
ご飯+しらす+のり124mg1.6g
ご飯+しらす+のり+バナナ131mg1.9g
ご飯+しらす+のり+オレンジ137mg1.7g
1食理想量217mg2.7g
1食理想量は、食事摂取基準の9歳男推奨量を参照。

予想通り、果物からはカルシウムと鉄分をあまり補えず、理想量に届きません。しらすをたっぷり食べてカルシウムと鉄分を増やせましたが、まだ十分とは言えません。

続いて、ビタミンで特に不足していた「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンB2」と見てみます。

ビタミンAビタミンCビタミンB2
ご飯+しらす+のり131μg9mg0.16mg
ご飯+しらす+のり+バナナ137μg27mg0.21mg
ご飯+しらす+のり+オレンジ186μg60mg0.18mg
1食推奨量167μg20mg0.34mg
1食理想量は、食事摂取基準の9歳男推奨量を参照。

オレンジをプラスすると、ビタミンCは1食分ではなくて1日分補えることが分かりました。ビタミンAもオレンジの場合、推奨量を超えるほどとれました。

ビタミンB2はやはり不足気味です。

まとめ

=MEMO=
玄米しらすご飯に果物(オレンジ、バナナ)をプラスすると、ビタミンAとビタミンCがとれる

一方で、解決できなかった栄養素は以下の通りでした。

=MEMO=
果物をプラスしても、カルシウムと鉄分、ビタミンB2 は不足気味。

ご飯ばかり食べておかずをほぼ食べない偏食さんには、どうしても不足してしまう栄養素があります。だから、赤(タンパク質)黄(主食)緑(野菜や果物)の食べ物を1食の食事に揃えて食べようという話は間違いではありません。

しかし、偏食のある子にはとても大変なことです。

自分の食事なら気をつけることもできます。でも、子どもの食べたくないと言う意思は強固で、親がいくら頑張ってもダメなこともたくさんあります。

それによって、朝ご飯何を出せば良いのか分からないという方が多くいらっしゃいます。食欲がないという子もたくさんいるでしょう。

そんな時、「とにかくご飯」「おにぎり」という選択はありだと思います。過去の記事で、玄米ご飯だけでもかなりの栄養がとれることをお伝えしました。そこに、のりやしらすを加えればさらによくなり、今回は果物も添えることで、より良くなったという話をしました。

それでも不十分な栄養素が確かにありました。でも、栄養素というのは現在100種類以上も成分表に載っており、毎日それら全ての推奨量をまかなうなんて現実的ではありません

偏食のある方は、食べられるようになった食材を少しずつプラスして、理想量に近づければ良いと思うのです。

闇雲にサプリメントを与える方も多くいらっしゃいます。足りていないんじゃないかという不安の元そうされていると思うので、分からなくもありません。でも、本当にそれが不足しているか分からずにあげることは、危険な行為でもあります。

子どもに足りていない栄養素は何かを知り、その栄養を多く含む食材から食べられそうなものを見つける方が、偏食の多い子には有効な食育ではないでしょうか。

私は今後、偏食息子が不足していると思われる、カルシウム、鉄分、ビタミンB2がとれるような食事を、息子と一緒に考えていきたいと思います。

きぶんやママ
きぶんやママ

同じようにご飯ばかり食べる偏食の人達の参考になるよう、探っていきたいと思います。

【偏食】HSC偏食息子の食事。しらすご飯にのりをプラスしたら栄養はどう変わる?

ご飯しらすのり

HSC(感覚過敏の子ども)の兆候のある息子。口内過敏もあって偏食になっていると考えています。そんな息子が食べられる数少ない食品でも、何とか栄養が取れるんじゃないか?と栄養計算をしています。

過去のブログでは、玄米ご飯の場合と玄米ご飯+しらすの場合を計算しました。今日はそこに「のり」をプラスしたらどれくらい栄養がアップするか試してみました。

ご飯、しらす、のりは、偏食のある子も割と食べられる方が多いのではないでしょうか。

きぶんやママ
きぶんやママ

同じように偏食で悩む方の参考になると思います!

復習:玄米ご飯としらすだけだと、これくらいの栄養がとれる

玄米ご飯2杯としらす50g食べた場合、必要な栄養量のどれくらいをまかなえるか計算した結果です。

=MEMO=
【玄米ご飯2杯としらすでだいたいまかなえる栄養素】
エネルギー、炭水化物、食物繊維、ナトリウム、マグネシウム、亜鉛、タンパク質、ビタミンB1
【補う必要のある栄養素】
脂質、カルシウム、鉄、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB2

詳しく知りたい方はこちら↓

【偏食】ご飯好きHSC偏食息子。ご飯だけだと何の栄養素が足りないか栄養計算してみた

【偏食】ご飯ばかり食べるhsc偏食息子。しらすをプラスすると栄養はどうなる?計算してみた

ご飯を玄米入りにし、しらすを添えると、結構栄養素がとれました。あとは、以下の栄養素がもう少し補えると良いです。

=MEMO=
【もう少し補いたい栄養】
カルシウムと鉄分(あと50%)、ビタミンA、C、B2

ここに「のり」をプラスすると、栄養はどう変わる?

しらすとのりは、偏食のある子でも食べられることが多いです。我が家の息子も食べられます。そこで、しらす玄米ご飯に「のり」をプラスして、栄養計算してみます。

のり

のりは、10切りの物です。息子はのりが大好きで、10枚くらいはペロッと食べてしまいます。この10切りののりを10枚食べると、ちょうど大きなのり1枚分に相当し、重さは3gです。

のり3gを1食で食べたらどうなるか計算しました。日本食品成分表「あまのり」の欄を参照し、しらすご飯で不足していた「カルシウム」「鉄分」「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンB2」のみ掲載します。

カルシウム鉄分ビタミンAビタミンCビタミンB2
のりだけ5mg0.2g81μg6mg0.07mg
ご飯+
しらす+
のり
124mg1.6g131μg9mg0.16mg
1食理想値217mg2.7g167μg20mg0.34mg
1食理想値は、9歳男子の食事摂取基準・推奨値より参照。
デバイスによって表が途中で切れています。横にスクロールしてください。

表だと分かりづらいので、グラフにしてみました。

ご飯しらすのり

カルシウムと鉄はあまり増えませんでしたが、ビタミンA、C、B2はだいぶ補えました。ご飯にはビタミンAとCが全く入っていなかったので、ご飯をのりで食べるというのは理にかなった食べ方と言えます。昔の日本人は、自然と足りないものを補うように食べていたんだなと感心してしまいます。

増えたとはいっても、カルシウム、鉄分、ビタミンB2、Cはもう半分くらい必要です。中でもビタミンB2とビタミンCは、不足しがちです。

我が家の偏食息子は、みかんなどの柑橘類が大好きなので、ここにみかんやオレンジ類を足すとビタミンCは補えるでしょう。

玄米ご飯2杯+しらす+のりでここまで栄養がとれる

過去のブログ3構成で、玄米ご飯としらす、のりを食べるとかなりの栄養がとれることが分かりました。

しかし、カルシウム、鉄分、ビタミンB2、Cについてはとりたい栄養の半分しかとれないことも分かりました。

やはり、おかずや果物が必要になります。栄養士さんがよく言う理想は、「赤(タンパク質のおかず)+黄(炭水化物、いわゆる主食)+緑(野菜や果物)をそろえましょう」ですよね。私もよく言っていました。しらすご飯にのりだと、赤と黄のみ。緑がありません。(海藻は赤に入ります。緑の要素も多いのですが)

毎食3つの栄養をとるのは難しい

そんな理想はありますが、実際は「毎食3つの栄養を食べることが難しい!」というのが皆さんの実情ではないでしょうか。特に皆さんが頭を悩ませるのが、子どもの朝ご飯。朝ご飯にこの3つの栄養をそろえるのは結構大変なご様子です。

偏食の多い子(我が家のHSC偏食息子のような)はなおさら大変です。迷ったら、朝食にしらすおにぎり(玄米ご飯、しらす、のり)などいかがでしょうか。

保健所で栄養相談をしていた頃の感覚ですが、偏食の多い子でも、ご飯やしらす、のりは食べられることが多かったです。せめてこれだけの栄養をとるだけでも、栄養改善につながる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

野菜はそこから考えればいいと思います。私は朝に味噌汁を出す、あれば柑橘類を添えるようにしています。息子にとってはこれで十分な朝ご飯ではないでしょうか。朝の忙しい時間で、苦手な野菜サラダや野菜の煮物を無理に食べさせるなんて難しいでしょう。

カルシウムについては、時折ヨーグルトを出してあげるのもいいかと思いました。ヨーグルトは、なぜかブルーベリーヨーグルトだったら食べられるのです。(他の味はまるで受け付けません)甘いので、おやつとして出しても良いかもしれません。

きぶんやママ
きぶんやママ

今回は数字好きな息子にわかってもらえるよう、栄養計算してみました。

同じく偏食のお子さんを持つママさんに参考になれば幸いです。