偏食っ子の食品ロスしない備蓄食。消費者庁おすすめ「ローリングストック法」で備蓄食を考えよう


もしもの時の備蓄食。家族に偏食っ子がいると、備えていたものが食べられなかったりして、いざという時困ってしまいます。

また、いざ備えていても、賞味期限がいつの間にか切れたり、食べてみたら口に合わなかったりで、結局捨ててしまい、食品ロスになってしまっていることも多いのでは?

「食品ロスしないように、家族が食べられるものを必要なだけ備える」これがとても難しいですね。

そこで、消費者庁おすすめの「ローリングストック法」を元に、今一度my備蓄食を考えてみました。

きぶんやママ
きぶんやママ

偏食の子でもいざという時に食べられる備蓄食を一緒に考えましょう!

消費者庁おすすめ「ローリングストック法」とは

ローリングストック法
消費者庁:ふだん使いでカンタン備蓄より引用
=ローリングストック法とは=
備える→食べる→買い足すことを繰り返して食品を貯蔵していくこと

災害のために食品をそろえようとすると、つい「災害用」の食品を備えてしまいませんか?「災害用」にすると、普段食べないものを揃えてしまい、いざ食べる時には賞味期限が切れていたり、口に合わなかったりします。

大事なことは、ふだん食べている食品を備えるということ。特に、家族に偏食の子がいると、食べ慣れないものは食べられません。また、災害時に新たな食材に挑戦なんてさせる必要もありません。

ふだん食べている食品を少し多めに買い置きして、食べたらその分を買い足しましょう。そうすると、自然と賞味期限切れも防ぐことができますし、特別なものを買わなくても簡単に備蓄できます。

きぶんやママ
きぶんやママ

かく言う私も、レトルトカレーとレトルトご飯ばかり買いあさっておりました。食べてみたら辛くて食べられない!なんてことも、、、

なにを備える?自分に合ったmy備蓄食

備蓄食
消費者庁:食品ロスにしない備蓄のすすめを参考に、筆者が作成

災害の直後はライフラインがすべて停止することも予想されます。まずはお湯をわかしたりしなくても、「封を開ければすぐに食べられるもの」を用意!

その際、「主食になるもの」「おかずになるもの」「心をほっとさせるもの」「飲み物」を意識してそろえましょう。

また、大事なポイントはゴミを出さないようにすること!被災時、ゴミ収集車はストップします。しばらくは家の周りにゴミを置いておく必要があり、臭いも気になります。なるべくゴミが出ないようなものを選ぶ必要があります。

1、すぐに食べられるもの(冷蔵庫の中編)

消費者庁では、すぐに食べられるものの例としてこんなものが載っていました。

すぐに食べられるものの例
レトルトかゆや雑炊、缶入りパン、ビスケット、クラッカー、シリアル、栄養補助食品など

でも私は思うのです。電気が止まったら、まずは冷蔵庫の中のものを食べちゃった方が良いんじゃないでしょうか。腐ってしまったらもったいない!それこそ食品ロスです。(冷蔵庫は倒れないように固定しないといけませんね、、、。)

そこで、今現在冷蔵庫に入っているもので、すぐ食べられそうなものがないか見てみました。

冷蔵庫の中ですぐ食べられそうなもの

いつもからっぽな冷蔵庫ですが、それでもこれだけの「すぐ食べられそうなもの」がありました。おひつのご飯、チーズ、納豆、ピクルス、ぬか漬け、明太子、ゆで卵、きゅうりの昆布和え、チョコレート、、、

まずはこれを食べれば、家族分のとりあえずの1食を確保できるような気がします。ちなみに、我が家は四人家族です。

さらに冷凍庫も見てみました。

冷凍ハンバーグとしらす

しらすは偏食息子の大好物。たくさん買って小分けにして冷凍してあります。ハンバーグは大人用。(子どもが好きじゃないのです)こちらも災害時はどんどん溶けていくと思うので、自然解凍されたら食べるという感じで、優先的に消費。

ふとベランダを見ると、クーラーボックスが見えました。そうだ、すぐにクーラーボックスへ冷凍庫のものを入れれば、簡易冷蔵庫になるのでは?

クーラーボックス

クーラーボックスにすぐ冷凍庫のものを入れ、隙間に冷蔵庫のものを入れる。そうすれば、ある程度は温度が保てそうです。クーラーボックスがある方は、ぜひ倉庫から取り出しておいて、すぐ手が届くところへ置いておくことをおすすめします。

野菜室には、「すぐ食べられそうなもの」としてミニトマト、レタス、キャベツがありました。レタス、きゃべつはちぎれば食べられます。包丁が必要ですが、人参や大根も我が家の子どもは生でたべます。果物も、バナナならすぐに食べられそうです。

このように、「すぐに食べられるもの」は、冷蔵庫にあるものから食べていく→買い置きの常温のものを食べるという順序で考えたいと思います。「買い置きの常温の非常食」だけが「非常食」ではないと思っています。

2、すぐに食べられるもの(常温編)

ここからは、消費者庁がおすすめするような「ふだん食べるもので、すぐに食べられるもの」(常温保存)を考えて行きたいと思います。

冷蔵庫の中のものは、家族がふだん食べているもので構成されているので、安心して偏食っ子たちも食べられるでしょう。問題は常温の「すぐに食べられるもの」をどうそろえるかです。

偏食のある子どもさんは特に、子どもと一緒に保存食を選んで買うことをおすすめします。よく非常食セットみたいなものが売られていますが、極度の偏食があるお子さんは非常時であっても馴染みのないものは食べてくれません。

食べられるものを備えることが大事です。家にある常温の食べ物で、息子と娘に食べられるものを聞きます。まずは偏食息子です。

息子の好む非常食
偏食息子が選んだもの
主食→白ご飯
おかず→魚の缶詰、カレー(会社指定)、炒り豆、ナッツ
心の栄養→みかん缶詰、みかんゼリー、わさびせんべい
飲み物→水(写真には載っていません)

白いご飯が大好きな息子は、家にあったレトルト白ごはんをすべて持ってきました。魚の缶詰は、水煮缶ではなく味付けの缶。カレーは、食べられるレトルトカレーの会社が決まっているので、このカレーだけは食べたら多めに買い足す必要がありそう。

みかん缶詰とみかんゼリーも欠かせないので、おやつで食べたら多めに買い足します。ナッツや黒大豆の炒り豆はたんぱく源にもなります。

ここで一つ問題発覚です。このレトルト白ごはんは、レンジで温めて食べるもの。災害時はお湯でゆでる必要があります

災害直後の散らかった部屋で、すぐにお湯を用意できるでしょうか?できれば、お湯も使わずに食べられた方が便利です。非常食と言ったらレトルトご飯!みたいに思っていたので、そんなことに気がつきませんでした。

お水を入れれば食べられるような、下のような商品に変えた方が良いかもしれません。

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感想(0件)

パラパラの乾燥米に、お湯か水を入れれば完成する商品です。被災時は家の中も大混乱、頭の中も大混乱すると思うので、お湯を沸かす余裕さえないかもしれません。お水でも食べられるというのは、大事なことだなぁと思いました。

=息子の非常食改善案=
・レトルト白いご飯を、水だけでも作れるアルファ米の商品に変えていく
・カレーは会社指定なので、同じ商品を多めに用意しておく
・みかんゼリーやみかんの缶詰を、ふだんのおやつで食べた後に多めに買い足す
・豆やナッツ類も多めに買い足す

続いて、娘の選んだ非常食です。

娘の選んだ非常食
娘が選んだもの
主食→なし
おかず→卵スープ、カレー甘口、炒り豆、ナッツ、のり、ふりかけ、チーズ(これは冷蔵)、ぬか漬け(写真にありません)、生野菜
心の栄養→あめ
飲み物→水

卵スープが大好きな娘。これはお湯をわかさないと食べられませんが、まあ非常食として認めたいと思います。生野菜が好きな娘。常ににんじんや大根、きゅうりなどのスティック野菜になりそうな野菜があれば、ビタミンがとれそう。

他のものはお兄ちゃんと大差ないような感じですが、一つ大問題が。「主食」がない!

ご飯よりもパンが好きな娘。白ご飯のみでは食べられず、ご飯の上に毎回そぼろをのせて食べています。緊急時にはそぼろが作れないと思った娘は、ご飯を却下しました。その割には、味付けのりとふりかけがのっていますが、、、

かといって、乾パンは好きではないらしく、昔試した時はまったく食べてくれませんでした。そこで、缶に入ったビスコや、ビスケット系をパンの代わりとして足すことにしました。お菓子を主食にするのはどうなの、、、との思いもありますが、仕方なく。

こちらのビスケットは娘が一番好きな商品です。食べ応えがあり、固めのビスケットです。

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感想(8件)

=娘の非常食改善案=
・主食がわりのビスケットや缶ビスコを買い足す(おやつで食べながら買い足す)
・カレーも食べたら多めに買い足す

大人はなんでも食べられるので良いのですが、今までレトルトカレーばかり集めていたのを反省、、、。毎日3食カレーばっかりってどうなんでしょう。辛いものが苦手な私。よくよく考えたらおかしなセレクトでした。

カレーばかりの非常食

見事にカレーばかり。辛いものが好きな主人には良さそうですが。

写真にはありませんが、ご飯はレトルトのものをそろえていたので、水を入れれば食べられるものに変えて行きたいと思います。

また、生米をビニール袋に入れて鍋で炊く方法が、よく災害食として紹介されています。卓上ガスコンロで普段の生米が炊ければ、非常ご飯がなくなっても安心ですよね。

何はなくとも、ご飯さえあれば生きていけるような気がします。ので、ビニール袋で生米を炊くことを一度練習してみたいなと思っています。

=大人の非常食改善案=
・カレーだけではなく、他のレトルト丼なども買う(ただし普段もたまに食べて味を確かめ、買い足す)
・ご飯は水を入れれば完成する商品に変えていく。
・ご飯は生米を袋に入れて炊けるように練習してみる

まとめ

偏食っ子でも、いざと言う時に食べられる非常食を考えました。

=MEMO=
☆震災直後は冷蔵庫のものから食べる
☆冷凍庫のものはすぐにクーラーボックスへ
☆常温保存のものは、子どもと一緒にそろえる
☆普段のおやつや食事で食べて、不足してきたら多めに買い足す

そろえる量は、以前は3日分と言われていましたが、現在は1週間分あった方がよいと言われています。

水は1日大人一人2リットル程度が必要と言われます。これは、単に飲むだけでなく、食事からとれる水分量も入っての量。

我が家の場合、四人家族なので、1日8リットルも消費するようです。そんなに消費していない気もしますが、ともかく最低3日分は買っておかないとなぁと思います。

きぶんやママ
きぶんやママ

テレワークのお昼などに、保存食を活用するというのも一つの手ではないでしょうか。多めに買い足して備蓄するローリングストック法、覚えておいてくださいね。

こちらの情報も備えたい食品の参考になります↓

農林水産省:緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド

東京都防災ホームページ:日常備蓄で災害に備えようリーフレット

参考

一般社団法人日本災害食学会 (大規模災害時に起こる食問題を考え、食生活の向上に寄与することを目的として、公的機関、大学、事業者等の専門家で構成された団体です)