【偏食】偏食息子に気付かされた「ミニマル食事」は、忙しいママたちの味方

ミニマル食事 子どもの食

ミニマリストさんのブログを見るのがとても好きです。こんなに物が少なくても暮らせるんだ!と、驚きの連続です。

そんなミニマリストさんの生活スタイルを、食にも取り入れたら、毎日忙しいママたちの助けになるのでは?それが、最近の私の食に対する考え方です。

実は、すでにミニマル食事になっているのが、我が家の息子。こんな食事で良いのかと悩んだ日々でしたが、食を学び直す中で息子の食事は間違っていない、むしろ正解に近いのでは?と思い直しました。

きぶんやママ
きぶんやママ

今日は息子の話題も出しつつ、私が目指している「ミニマル食事」についてお話しします。

忙しいママさんたちにも参考になれば幸いです。

目次

  1. ミニマリストさんとは?
  2. ミニマル+食事=ミニマル食事
  3. 偏食息子が実践していた「ミニマル食事」
  4. 1、特徴その1「パン」ではなく「ご飯」
  5. 2、おやつもご飯
  6. 3、肉よりも魚派
  7. 4、味噌汁は必ず飲む
  8. 5、ケーキやラーメンなどのカタカナ食は土日の楽しみ
  9. まとめ

ミニマリストさんとは?

まず、ミニマリストとは何かを簡単に説明します。色々な定義があるかと思いますが、私が思うミニマリストさんはこんな方々です。

ミニマリストとは、最小限のという意味のミニマルから派生した言葉。
物をできるだけ減らし、必要最低限の物だけで暮らす人のこと。
何が自分にとって大事なのかをよくわかっている人々。

ミニマリストさんによってスタイルは様々。一人暮らしの方、お子さんを持つ方、老若男女それぞれのスタイルをお持ちです。

でも共通しているのは、物に対して真摯に向き合っている事。必要最低限を目指しつつも、自分にとって大事な物はちゃんと残す。自分にとって何が必要なのかを、日々の生活の中で自問自答しながら暮らしているところが素敵だなぁと思います。

ミニマル+食事=ミニマル食事

そんな「ミニマル」と「食事」を合わせるとどうなるか。私はこう定義します。

=ミニマル食事とは=
自分に必要な食事量(カロリー)や質(栄養素)を、必要最低限な食品と料理からとる。

そんなこと、どうやってするの?カロリーや栄養素なんて言われても、、、。当然そう思われることでしょう。でも細かく計算する必要なんてありません。

これを誰に習うわけでもなく、自然と実践していたのが我が家の偏食息子でした。

偏食息子が実践していた「ミニマル食事」

1、特徴その1「パン」ではなく「ご飯」

息子はパンをあまり好みません。ご飯なら味がない真っ白のご飯でも問題なし。とにかくご飯ばかり食べていました。

おにぎり
息子が特に好きな赤米入りご飯

しかしこれが、よく考えればとても良いことでした。

パンの中には小麦粉以外に、バターなどの油脂や、砂糖もよく入っています。しかしご飯は、米しか使われていません。つまり、毎日朝「パン食」の方は、主食を食べただけで追加として油脂+砂糖も食べることになります

しかし、ご飯食の方は、主食からは米からの炭水化物しか口に入りません。油脂や砂糖が入ることは、チャーハンなどにしない限りありません。

現代の日本人は、油脂や糖分(炭水化物も糖ですが、ここでいう糖分は単糖類を言います)をとりすぎる事による、生活習慣病が増えています。子どもの糖尿病も増えてきています。ですから、子どもの頃からパンではなくご飯を主食にするということは、非常に健康的と言えます。

もしご飯が白米であれば、ぜひ玄米や雑穀を混ぜてみてください。白米だけではとれない「食物繊維」や「ビタミンB1」などの栄養素がとれます。

過去の記事で紹介しています。↓

【偏食】栄養が足りているか心配!おかずを食べない子へ、「お米」の栄養がパワーアップする4つの方法

2、おやつもご飯

息子が小さい頃は非常に偏食で悩んでいたので、おやつはお菓子を与えず、いつも小さなおにぎりをあげていました。ただでさえ栄養が足りていないのに、お菓子なんてとんでもないと思っていたのですね。

でも今から考えればそれも良かったと思います。現在息子は9歳になりましたが、おやつはアフファベットの入った小さなチョコ3つだけ。もしそれで足りなかったら、ご飯を欲しがります。

3、肉よりも魚派

鯛塩焼き
特に好きなのは鯛の塩焼き

息子は肉より魚を好みます。また、食べられないおかずが出た時は、常備している「しらす」や「のり」「納豆」などでご飯を食べます。

偏食があっても、代わりに食べられる食品があるなら問題なしです。肉がダメなら魚、魚がダメなら卵、卵がダメなら豆腐。魚じゃなきゃダメということではありません。

ただ、息子のおかずは自然と油脂の少ないものばかり。油脂がとりすぎている現代においては健康的な食事です。

4、味噌汁は必ず飲む

味噌汁は必ず作るようにしています。あまり食べられる野菜がない息子でも、食べられるきのこ類や数少ない野菜のレーパートリーを味噌汁に入れると、きちんと飲んでくれます。

必ずプラスするのが豆腐。牛乳は学校給食のビン入りだけは飲みますが、家の牛乳はほぼ飲みません。そこで、少しでもカルシウムを補いたいという思いで、豆腐やわかめを味噌汁に入れます。

5、ケーキやラーメンなどのカタカナ食は土日の楽しみ

そんな息子ですが、やはり現代っ子と同じくケーキやラーメン、アイスなども人並みに好きではあります。そうしたものは、毎日のように食べるのではなく、土日のお楽しみということになっています。

毎日江戸時代のような食事をする息子ですが、土日は途端に現代っ子の食事も楽しみます。(ハンバーガーやピザは好きではありませんが、、、)

体に悪そうなものを片っ端から拒否して、子どもに近づけさせないようにする方もいるかも知れません。でも、それは現実的ではないし、食事には楽しみの要素もあるのが現代の食。

いくら親が近づけさせないようにしていても、子どもが大きくなれば必ず知ってしまうもの。避けるより、そういうものとの付き合い方を今のうちに教えてあげた方が現実的だと思うのです。

まとめ

これまで思いつくだけ、息子の食事の特徴を並べました。まとめると、息子の食事はこうなります。

=息子のミニマル食事=
(普段の食事)
ご飯+味噌汁+魚や豆類のおかず+海苔などの海藻、おやつはチョコ3粒とおにぎり
(土日の食事)
なんでもあり。でも洋食は苦手。

偏食と思っていた息子の食事は、実は現代の生活習慣病の観点から言うと、必ずしも悪いわけではなく、むしろ正解に近いものだったのではと今では考えています。

「何でも食べること」が本当に正しいのか。もしかしたら、日本人の体には合わない物を食べてきた結果、糖尿病や高脂血症、アレルギーなどの疾患が増えているのではないか。

息子の江戸時代みたいな食事を通して、違う観点から栄養学を見つめ直しました。

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