太りやすさは腸内細菌と関係している!肥満を防ぐ菌活とは?


同じ量を食べ、同じ運動寮の人でも、太りやすい人とそうでない人がいます。それは、遺伝のせい?体質の違い?

実はその原因は「腸内細菌」の違いが原因かもしれません。

きぶんやママ
きぶんやママ

肥満を防ぐ腸内細菌はどんな菌か、増やす方法は?体重を落としたい人に役に立つ内容です。

目次

  1. 腸内細菌とは?
  2. 肥満を防いでくれる腸内細菌がいる!
  3. 肥満を防ぐ細菌が作る「短鎖脂肪酸」
  4. バクテロイデスなどの菌を増やすには?
  5. 食物繊維はどうやってとる?
  6. まとめ

腸内細菌とは?

腸内細菌たちは、人間が食べたものをエサとして、互いに競い合い、助け合いながら生きる生態系を作っています。私たち一人の腸の中には、なんと100兆以上もの細菌が住んでいると言われています。地球上に住む人の数よりもだいぶ多いです。

その菌達の生態系を、「腸内フローラ」と呼びます。フローラとはお花畑という意味。

色々な菌たちがお花畑のように、腸のひだにびっしりいるようなイメージが思い浮かびます。

肥満を防いでくれる腸内細菌がいる!

その100兆個もいる細菌たちは、私達の身体にとって、良い作用をする物を作ってくれるものもいれば、その逆もいます。個性も豊かで、種類も豊富。

人によって住み着いている細菌が違います。人種によってもだいぶ違うし、同じ人種間でも違うのです。その細菌の中に、なんと肥満を防いでくれる腸内細菌がいることをご存知だったでしょうか?

現在見つかっている肥満を防いでくれる腸内細菌は「バクテロイデス」という名前です。しかし、どうやら他にも同様の仕事をする菌がいて、バクテロイデスだけというわけではないとのこと。

そして、肥満の人の腸内にはその細菌が少なく、やせている人にはその細菌が多いことがわかってきました。

ワシントン大学のゴードン教授が2013年に行った実験がそれを証明してくれました。肥満の人とやせている人の腸内細菌をマウスに移植したのです。すると、見事にマウスも肥満マウスとやせたマウスになりました。

実験結果
ワシントン大学ゴードン教授の実験

肥満を防ぐ細菌が作る「短鎖脂肪酸」

肥満を防ぐ菌バクテロイデスなどの菌は、私達が食べたものを腸内で分解し、「短鎖脂肪酸」という物質を出します。この物質を解明したのは、東京農工大学特任准教授の木村郁夫さんです。

その「短鎖脂肪酸」は、私達の脂肪細胞に働きかけて脂肪の蓄積をストップさせます。脂肪細胞が大きくなるのにブレーキをかけてくれるのです。

また、その「短鎖脂肪酸」を交感神経が感知すると、全身の代謝が活性化します。心拍数が増加し、体温が上昇するのです。食べ物を食べると熱量が上がる(体が暖かくなる)のはこういうところからもきているのですね。

図で表すとこのような感じです。

短鎖脂肪酸の役割

短鎖脂肪酸が、「ちゃんと栄養摂っているから、必要以上にためなくて良いよ〜」と脂肪細胞にシグナルを出し、心臓には「食べ物入ったから、カロリー消費できるよ〜」とシグナルを出す。何とよく出来ているのでしょう。

=MEMO=
短鎖脂肪酸は、脂肪細胞と交感神経に働きかけて肥満を防ぐ「天然のやせ薬」

バクテロイデスなどの菌を増やすには?

私の腸内細菌には、バクテロイデスなどの菌が少ないんだわ、、、とがっかりされた方、まだ大丈夫です。この細菌を増やす方法があります。それは非常にシンプルです。

=菌を増やす方法=
腸内細菌にエサをあげる
エサは「食物繊維」

バクテロイデスなどの菌の栄養源は、私達の食べる食べ物。そしてその中の食物繊維なのです。

やせたいと思っている方が、食べる量をとにかく減らすとどうなるでしょう。菌のエサも減ってしまいます。やせたくて食べ物を減らしているのに、天然のやせ薬を出してくれる菌も減ってしまう。

腸内細菌のことを考えても、食べる量を減らすだけのダイエットは良くないことがわかります。

食物繊維はどうやってとる?

食物繊維と聞くと何が思い浮かびますか?やっぱり野菜ですよね。でも野菜だけでなく、海藻類や果物にも豊富です。

しかしここで難問が、、、。我が家の息子は野菜があまり、、いや、ほとんど食べられません。生野菜だったら食べられますが、食物繊維をしっかりとるとなると、全く足りていない状態。

でもそういう野菜が苦手な人に朗報です。

なんと、白いご飯からも食物繊維がとれることが近年判明したのです。こちらのブログで紹介しています↓

最新の成分表で判明!ご飯の食物繊維は野菜並み。偏食でも食物繊維をとって便秘を防ぐ

まとめ

今まで遺伝や体質で片付けていた「太りやすさ」には、腸内細菌という要因もからんでいました。

=MEMO=
腸内細菌の中には、肥満を防ぐ働きをしてくれる菌がいる
その菌を増やすには、食物繊維をとることが大事

ただ単に食べる量を全体的に減らすだけでは、菌のエサとなる食物繊維も十分にとれません和食は食物繊維を多く含む食事です。体重で悩む方に、パン食をご飯食にするだけでも効果がアップするので試して欲しいなと思います。

ダイエットについて、過去の記事でもふれています。体重の減り方は一定ではないことのご紹介です。ご興味ある方はどうぞ↓

ダイエットが難しい理由