小さくなったかつお節がうまく削れないときの対処法

小さくなったかつお節がうまく削れない時の対処法 食と健康

かつお節をかんなで削ってだしをとっていると、最後の方はかつお節が小さくなって削りにくくなりますよね。かんなの刃で手を削ってしまうのではないかと不安になります。

といって、かつお節を処分するなんてもったいない!小さくなったかつお節はどう使えばよいのでしょうか?

この記事では、削りにくい小さなかつお節を効率よく削る方法や活用術について解説します。

さらに、小さくなったかつお節を粉にしてくれるサービスについても紹介しますので、かつお節を家で削っている方はぜひ最後までお読みくださいね。

小さくなったかつお節を削るための対処法

かんなのビフォアとアフター

対処法1: 削り方を工夫する

かんなをさかさまにして持つ

通常はかんなの刃が手前に出ている状態でかんなを持って、かつお節を動かして削りますよね。向こう側に押しながら削っている状態です。

ところが、かつお節が小さくなった場合は、かんなを逆にする方が削りやすいのです。つまり、かんなの刃が出ている方を向こう側に、出ていない方を体側にして持ちます。

かつお節を手前に引きながら削ると、多少かつお節が小さくても安定感が増し、安全に削ることができます。

それでも、最後まで削れるかというとそういうことはありません。無理のない範囲で削ってくださいね。

削る方向を変えてみる

かつお節は頭側と尾側がありますが、削っていない方からも削ってみることで、削りやすくなることがあります。

よく小学生の時に、鉛筆の書く方と持ち手の方の両方を削ってみたことはありませんか?赤鉛筆と青鉛筆がくっついて1本になっているものも、両側から削りますね。かつお節もそのように両側から削ると、割と小さくなるまで削れます。

削る時はかつお節を回しながら削るので、両側とも鋭利に飛び出ることになります。結構鋭利なので、手を刺さないようにしてくださいね。


対処法2: もう無理と思ったら金づちの出番

かなづち

これ以上削れないよというところまできたら無理をしないで!2つの方法を紹介します。

金づちで小さくして使う

かつお節を丈夫な袋に入れて、金づちで袋の外から叩いて割ります。ある程度まで細かくなったら、そのまま出汁をとるのに使ってしまいます。

丈夫な袋でないと、袋が破けて危険なので気をつけてくださいね。かつお節が袋の中であっちこっち動いてしまい、手を打ってしまうこともあるので、軍手をすることもおすすめします。

粉末にしたい時はミキサーの出番

粉の状態で使いたいなと思う人は、金づちである程度小さくなったかつお節をミキサーに入れ、粉々にします。

ある程度かつお節を小さくしてからミキサーに入れないと、ミキサーの刃が壊れる可能性もあるので気をつけてくださいね。


小さくなったかつお節を粉にしてくれるサービス

かつお節

ちょっとやってみたけれど、自分ではやはり無理…と思った人はいませんか?

小さくなったかつお節を削り続けるのが難しい人や、そもそもかつお節を削るのが最初から無理だったという人の為に、かつお節を粉末状に加工してくれるサービスを提供している企業があります。

このサービスを活用することで、家庭で削る手間を省きつつ、最後までかつお節を無駄なく使えます。

サービスの流れ

  1. 小さくなったかつお節をたくさん取っておく。(一度も削っていないかつお節でも可)
  2. 企業にメールなどで連絡し、まとめて郵送する。
  3. かつお節が粉末状になって帰ってくる。

このサービスは、下記の企業で購入していない他店のかつお節でも実施してくれるのでうれしいですね!

サービスを提供している企業

以下は、粉末加工サービスを提供しているかつお節製造企業の一例です:

カネサ鰹節商店(詳細は企業ホームページをご確認ください)
Webサイト:カネサ鰹節商店
粉末加工サービス提供について:カネサ鰹節商店 かつお節の正しい削り方
              (Webページの最下部に加工サービスについて記載あり)

このようなサービスを活用することで、余ってしまったかつお節をプロの手で仕上げてもらえますね。


まとめ

小さくなったかつお節は、引きながら削ったり、両側から削ることである程度まで削ることができます。

これ以上削るのが難しくなったら、金づちやミキサーを使って細かくすれば最後まで使えます。

削るのが難しい場合は、かつお節製造企業の粉末加工サービスを利用するのも手ですね。かつお節は高価なものです。最後まで無駄なく安全に使い切り、美味しいだしや料理を楽しんでください。

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