春になると、毎年抹茶スイーツが食べたくなります。でも作るのは面倒なので、ついミスドの抹茶コラボドーナツ(期間限定!)を買って満足している私。今年は抹茶プリンを家で量産したいと思います。
栄養士っていうだけで、「おやつは手作りするんでしょ」という目で見られるのがキツい、きぶんやママです。
以前、抹茶プリンを作ったことがあるのですが、ハッキリ言っていまいちな出来でした。面倒くさがりな私は、色々と作業をショートカット。その結果、こんなプリンが仕上がったのです。
- 溶け残っている抹茶がザラザラと舌に残る
- 意図せず、白い牛乳層と、緑の抹茶層の2層仕立てになる
そこで、今回は面倒くさがらず、抹茶プリンが「玉にならないコツ」と「2層にならないコツ」(分離しないコツ)「ほどよく固まるコツ」も併せて紹介します!
抹茶プリン|玉にしないコツ
手順①抹茶粉と砂糖を混ぜておく
抹茶粉と砂糖をしっかり混ぜておくと、塊になっていた抹茶や砂糖がサラサラになりました。私は白砂糖ではなく、ミネラルが白砂糖より多い茶色のきび砂糖を使っています。
▼抹茶はこちらを使用しています。スーパーでも売っている普通の抹茶。
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手順②牛乳を少しずつ入れて伸ばしていく
イメージは、大さじ1ずつ足していく感じです。最初は、粉が牛乳をはじいて混ざっている感じがしませんが、途中から練り物のようになります。
それに少しずつ牛乳を足して、最終的にダマがない緑の抹茶液になります。
手順③牛乳を入れ終わったら一度こす
面倒くさがりの私は、こす工程をよくショートカットしがちですが、これはすごく大事!舌触りのザラザラがなくなります。
私は、紅茶の茶葉用の網を使ってこしました。ダマが全然なさそうだったのに、こすと少し塊が残りました。どんなに忙しくても、これはやるべき工程です!
▼他にも和スイーツに挑戦してます。団子を作りたい方の参考に!
抹茶プリン|ほどよく固まるコツ
手順④抹茶液を湯煎
粉ゼラチンは50~60度で溶けるので、抹茶液を湯煎して温めておくことが大事!私は抹茶液が入ったボールを湯煎しました。
※ゼラチンの箱には80度程度で溶けると書いてありますが、50~60度程度でも溶けました。
調子に乗っていると、抹茶液を温めすぎてしまいます。周りにふつふつと泡がたってしまったら、ちょっと熱すぎかもしれません。ゼラチンは沸騰させると固まりにくくなるので注意です。
手順⑤粉ゼラチンを入れる
温めた抹茶液に粉ゼラチンをザッと入れます。我が家のゼラチンは、水に溶かしておかなくても使える便利なタイプです。
▼こちらが我が家で使っている便利な粉ゼラチンです
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【水にふやかして粉ゼラチンを使う場合】
・水25gに粉ゼラチン5gを入れて溶かしておく
・その時は、牛乳の量を25g少なくして345gにする
▼水でふやかす場合、こちらの方の動画が分かりやすくておすすめです!
抹茶プリン|分離しないコツ
手順⑥混ぜながら冷やす
かつての私は、ゼラチンを溶かし終わった後、すぐカップに流し入れていました。そうすると、固まるまで時間がかかるので、その間に牛乳層と抹茶層に分かれてしまいます。これが2層になる原因でした。
そうならないように、温かい抹茶液を氷水で冷やします。ゼラチンは10~15度で固まってきますので、15~20度くらいになるまで混ぜながら温度を下げていきます。
混ぜている時にできる泡が消えずに残ってきた時、混ぜている手が少し重みを感じてきた時が目安です。
手順⑦カップに流し入れて冷蔵
混ぜながらそこまで温度を下げられれば、その後カップに流し入れても分離せずに固まってくれますよ。
▼こちらはチョコレートを自作した時の記事です。
まとめ
綺麗にできた抹茶プリンは、甘さも程よくて大成功!上に、買ってきたあんこを乗せていただきました。
買ってきた抹茶スイーツは、食べても食べても満足感がないのですが、作ったものは1つ食べると満足感があります。たまには手作りも良いものですね。
面倒くさがり屋の私でも簡単にできたので、ぜひ作って春を感じてみてください!