抹茶・牛乳・ゼラチンで作る抹茶プリン!玉にせず分離もせずほどよく固まるコツ

ゼラチンで作る抹茶プリン 食と健康

春になると、毎年抹茶スイーツが食べたくなります。でも作るのは面倒なので、ついミスドの抹茶コラボドーナツ(期間限定!)を買って満足している私。今年は抹茶プリンを家で量産したいと思います。

きぶんやママ
きぶんやママ

栄養士っていうだけで、「おやつは手作りするんでしょ」という目で見られるのがキツい、きぶんやママです。

以前、抹茶プリンを作ったことがあるのですが、ハッキリ言っていまいちな出来でした。面倒くさがりな私は、色々と作業をショートカット。その結果、こんなプリンが仕上がったのです。

  • 溶け残っている抹茶がザラザラと舌に残る
  • 意図せず、白い牛乳層と、緑の抹茶層の2層仕立てになる

そこで、今回は面倒くさがらず、抹茶プリンが「玉にならないコツ」と「2層にならないコツ」(分離しないコツ)「ほどよく固まるコツ」も併せて紹介します!

抹茶プリン材料(4人分)

・牛乳 370g

・砂糖 40g

・抹茶粉 12g

・粉ゼラチン 5g(そのまま振り入れられるタイプ)

抹茶プリン|玉にしないコツ

玉にしないコツ

・抹茶と砂糖をよく混ぜておく

・牛乳を少しずつ入れて伸ばしていく

・牛乳をすべて入れ終わったら一度こす

手順①抹茶粉と砂糖を混ぜておく

抹茶粉と砂糖をしっかり混ぜておくと、塊になっていた抹茶や砂糖がサラサラになりました。私は白砂糖ではなく、ミネラルが白砂糖より多い茶色のきび砂糖を使っています。

▼抹茶はこちらを使用しています。スーパーでも売っている普通の抹茶。

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感想(1件)

手順②牛乳を少しずつ入れて伸ばしていく

イメージは、大さじ1ずつ足していく感じです。最初は、粉が牛乳をはじいて混ざっている感じがしませんが、途中から練り物のようになります。

それに少しずつ牛乳を足して、最終的にダマがない緑の抹茶液になります。

手順③牛乳を入れ終わったら一度こす

面倒くさがりの私は、こす工程をよくショートカットしがちですが、これはすごく大事!舌触りのザラザラがなくなります

私は、紅茶の茶葉用の網を使ってこしました。ダマが全然なさそうだったのに、こすと少し塊が残りました。どんなに忙しくても、これはやるべき工程です!

▼他にも和スイーツに挑戦してます。団子を作りたい方の参考に!

抹茶プリン|ほどよく固まるコツ

ほどよく固まるコツ

・粉ゼラチンを入れたら沸騰させない(沸騰させると固まりにくくなる)

・抹茶液を最低でも40度以上にしないと、粉ゼラチンが溶けずに固まらない

手順④抹茶液を湯煎

粉ゼラチンは50~60度で溶けるので、抹茶液を湯煎して温めておくことが大事!私は抹茶液が入ったボールを湯煎しました。

※ゼラチンの箱には80度程度で溶けると書いてありますが、50~60度程度でも溶けました。

調子に乗っていると、抹茶液を温めすぎてしまいます。周りにふつふつと泡がたってしまったら、ちょっと熱すぎかもしれません。ゼラチンは沸騰させると固まりにくくなるので注意です。

手順⑤粉ゼラチンを入れる

温めた抹茶液に粉ゼラチンをザッと入れます。我が家のゼラチンは、水に溶かしておかなくても使える便利なタイプです。

▼こちらが我が家で使っている便利な粉ゼラチンです

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【水にふやかして粉ゼラチンを使う場合】

・水25gに粉ゼラチン5gを入れて溶かしておく

・その時は、牛乳の量を25g少なくして345gにする

▼水でふやかす場合、こちらの方の動画が分かりやすくておすすめです!

抹茶プリン|分離しないコツ

分離しないコツ

・温かいまま流し入れず、氷水で冷やして15度前後にしてから流し入れる

手順⑥混ぜながら冷やす

かつての私は、ゼラチンを溶かし終わった後、すぐカップに流し入れていました。そうすると、固まるまで時間がかかるので、その間に牛乳層と抹茶層に分かれてしまいます。これが2層になる原因でした。

そうならないように、温かい抹茶液を氷水で冷やします。ゼラチンは10~15度で固まってきますので、15~20度くらいになるまで混ぜながら温度を下げていきます

温度計がない方は

混ぜている時にできる泡が消えずに残ってきた時、混ぜている手が少し重みを感じてきた時が目安です。

手順⑦カップに流し入れて冷蔵

混ぜながらそこまで温度を下げられれば、その後カップに流し入れても分離せずに固まってくれますよ。

▼こちらはチョコレートを自作した時の記事です。

まとめ

綺麗にできた抹茶プリンは、甘さも程よくて大成功!上に、買ってきたあんこを乗せていただきました。

買ってきた抹茶スイーツは、食べても食べても満足感がないのですが、作ったものは1つ食べると満足感があります。たまには手作りも良いものですね。

きぶんやママ
きぶんやママ

面倒くさがり屋の私でも簡単にできたので、ぜひ作って春を感じてみてください!

玉にしないコツ

・抹茶と砂糖をよく混ぜておく

・牛乳を少しずつ入れて伸ばしていく

・牛乳をすべて入れ終わったら一度こす

ほどよく固まるコツ

・粉ゼラチンを入れたら沸騰させない(沸騰させると固まりにくくなる)

・抹茶液を最低でも40度以上にしないと、粉ゼラチンが溶けずに固まらない

分離しないコツ

・温かいまま流し入れず、氷水で冷やして15度前後にしてから流し入れる

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