野菜、果物を食べると本当に調子が良くなった話

carrot1 食と健康

「野菜、果物を食べると体の調子が良くなる」とはよく言うけれど。確かに調子が良くなったと「実感」したことはありますか?

具体的に、「肌がきれいになった」とか「風邪をひかなくなった」とか。正直に言いまして、そういう具体的な良さを実感したことがなかった私。

栄養士として「野菜、果物の効果」を説明はするものの、実感したことのない言葉はいまいち説得力に欠けます。

ところが、ついに最近「野菜、果物やっぱりすごいぞ!」と思う体験をしたのです。

きぶんやママ
きぶんやママ

今日は野菜、果物の良さ実体験について語りたいと思います。

唇の荒れに野菜果物が効いた!

数日前のこと。なんだか唇の皮がよく切れる日がありました。ちょっと口を開けただけで、下唇が切れてしまう。

しかも、私だけでなく息子も「唇が痛い」と言い出しました。これはどうやら私達の粘膜に何か起きている…

思い当たる原因は、最近野菜料理が少なかったということくらい。テーブルの上に常備してあるみかんも底をつき。もしやビタミン不足では!?

直感を信じ、とりあえずこんな対策を講じたのでした。↓

・みかんをたくさん食べる(野菜苦手な息子には不可欠)
・お昼のラーメンに、キャベツやもやしをてんこ盛り
・夕飯のお刺身のつまを大量に添える

息子は食べられる野菜のレパートリーが少ないので、息子でも食べられる野菜・果物を中心に追加しました。

すると翌日。明らかに私たちの唇の痛みが取れています。腫れもすっかりひいていました。まさか翌日にここまで良くなるとは思っていなかった私。

子ども
子ども

唇が治ったみたい!!

知識があるだけじゃダメ

大学で栄養学を学んできたので、野菜・果物の効用について知識としてはありました。それを他人に伝えることも、仕事をしていた頃は当然あったわけで。

でもこの件で学びました。「知識があるだけ」な状態と「実際体感したこと」の体に染み付く情報量は歴然と差があります。

立派なことをいっただけで満足してはいけないよ。

実行してこそ、それは本物。

byブッダ

引用:「こどもブッダのことば」日本図書センター

「こどもブッダのことば」という子ども向けの本から引用しました。この本、子どもを寝かしつける際に読むのですが、自分の心にも沁みます。おすすめです。

東日本大震災でも野菜の話が出ていた

もう10年のこととは思えないほど、記憶に新しい東日本大震災。この時避難されていた方の栄養状態について書いた文献を読んだことがあります。

やはり話題にあがるのは「野菜不足」でした。避難された方は、実際に体調が悪くなった経験を語っておられました。こうした経験をされた方は、野菜・果物のありがたみというものを痛烈に感じたのだろうと思います。

ご飯やパンなど、エネルギーを得られるものは案外配布されやすいのですが、ビタミンやミネラルがとれるものはどうしても不足しがちになるんですね。

日頃から、煮炊きせずとも食べられる野菜、果物を備えておくのは、防災の観点からも大事だなぁと思います。みかんがテーブルの上に常にあるということは、案外大事なんですよね。

かいわれ大根やスプラウト系の簡単に育てられる野菜が家にあるのも良いなと思います。

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