間違えた!上新粉なのに、白玉粉のように団子を作っちゃった


皆さんは、白玉粉で団子を作ったことがあるだろうか。私はよく、仕事で作っていた。

老人ホームでも病院でも学校でも、だいたい白玉粉を使って白玉団子を作っていた。だから、作ったことがなかったのだ。「上新粉」の団子は!

白玉粉と上新粉、何が違う?

ご存知の通り、どちらもお米の粉。でもお米の種類が違う。

「白玉粉」はもち米を粉にしたもの。「上新粉」はうるち米を粉にしたもの。うるち米は、普通のご飯の米のことを言う。

なんだ、それだけの違い?と思われるかもしれないが、これだけの違いで作り方が全然違うのだ。

白玉粉と上新粉、作り方の違い

白玉粉の場合

白玉粉はご存知の通り、水を入れて練っていき、耳たぶくらいの柔らかさになったら団子状に丸めて、お湯で茹でる。

もち米で出来ている白玉粉は、最初練るのが水でも、十分に粘りが出るのだ。

出来た団子はつるんと柔らかく、月見団子のように重ねる団子には向かないが、フルーツポンチなどのトッピングにはよく合う。

上新粉の場合

上新粉はうるち米で出来ているので、最初水で練っても粘りが出ない。従って、お湯で練るのだ。

すごく熱い生地を、手水をつけながら団子にし、茹でるのではなく蒸す。熱くて手間がかかるのと、蒸さないといけないというところでハードルが上がる。

出来た団子は、月見団子のように重ねられるほどしっかりしている。

上新粉を白玉粉のように水で練るとどうなるか

今回は何も考えず、主人が買ってきてくれた上新粉を、いつもの白玉粉のように扱ってしまった。一体どんな団子ができたのか、お知らせしたい。

まず、上新粉180gに35gの砂糖を入れる。そして水を120~130mlくらい加えてよく練り、耳たぶくらいの柔らかさにした。

そして、娘と一緒に団子にした。白玉団子のように赤血球みたいな形にしようと思ったが、花見団子みたいにして!という娘の意向に従った。

団子にしているところ

赤血球みたいな形にしようとしている私は、やはり白玉粉だと完璧に勘違いしている。花見団子みたいにして!という娘の方が、これは上新粉なんだよとわかっているかのよう。

そうこうしているうちに、全ての粉が団子になった。

団子になった

どうしても団子の大きさは、手の大きさに比例するようだ。娘の団子は小さくて茹でやすそう。私の団子は、果たして中まで火が通るか、、、。

そして、もちろん私は白玉粉と勘違いしているので、蒸さずに茹でた。

大体4~5分もすれば、間違いなく浮かんでくるのに、今日はなかなか浮いてこない。10分近く茹でたような気がするが、ようやくお湯の中を漂い始めたので、氷水にとってみた。

娘は大喜びで、茹で上がった団子をさっさと食べている。

茹であがりの団子
娘の小さな団子は茹であがりが早い

「、、、美味しいけど、まわりが水の味がする」というので、きな粉をどっさりかけてあげた。

団子の中身はほんのり甘くて、確かに美味しい。まわりのきな粉をたっぷりかけると、申し分ない。

しかし、なんだか団子の舌触りがなめらかじゃない。ボソッとするような、固いような。食べられないことはないのだが、そんな感じ。

と、ここで白玉粉(と思っている)袋を再度見た瞬間、「あれ!?上新粉!?」

ここで気がついたのだった。

大変便利な「だんご粉」

世の中には、大変便利な粉がある。その名も「だんご粉」。

月見団子や花見団子のようなしっかりとした団子を、水で練って茹でる白玉粉式の作り方で作れちゃう優れもの。

白玉粉の作りやすさと、上新粉のハードなモチモチ団子という良いとこ取りをしたような粉、それが「だんご粉」だ。

だんご粉の気になる成分だが、白玉粉の原料であるもち米と、上新粉の原料であるうるち米がブレンドされているのがだんご粉なのだ。

まさしく良いとこ取り!

皆さんも、簡単に花見団子を作りたい時は、ぜひこのだんご粉を使うのがオススメ。私も今度はだんご粉にします。