いつも平日のお昼は、自分の分しか作っていなかった。休日は出かけた先で外食になることが多かった。
こんなに毎日毎日、家族分のお昼ご飯を作った経験は今までにない。そういう方は、私だけではないはず。
ましてや、自分もテレワークで働いていたら、働きながらお昼ご飯も準備もしないといけない。これはしんどいだろいなぁ、、。
私はテレワークはしていないので、このコロナ騒ぎで完全に専業主婦となり、毎日のご飯3食プラスおやつの用意を毎日粛々と行う。
一番不慣れだったのが、先程の通りお昼ご飯の用意だった。
しかし、人間慣れてくれば案外やれるものである。段取りが段々と身についてきた。いかに今まで、外食が多かったか反省。
外食が減ると、お財布にも優しいし、毎回の食事満足度が上がってくる。今回のコロナ騒ぎの中、どのような食事を用意してきたかを紹介したいと思う。
スーパーの麺類コーナーが品薄に
皆様お気づきだと思うし、全国で同じ現象が起きているのではと思うが、このコロナ騒ぎで、スーパーの麺類コーナーが品薄になった。
私が想像するに、昼は麺類にしている家庭が多いのではないか。
私一人の時は、いつもお弁当作りの残りで「ご飯」だった。しかし、家族全員分のお昼を用意するとなると、手軽な麺類に人気が集まるのだろう。
我が家も例外ではなく。さっそく買い物隊長の夫が、うどん・そば・パスタ・そうめんの乾麺と、ま◯ちゃん正麺の醤油味(ラーメンの袋麺)を買ってきた。
いざ作ると問題が、、。
ま◯ちゃん正麺の袋麺は、5袋が1セットになっている。つまり、5人分だ。しかし我が家は4人。4人分作ると、必ず一袋余る。
もう1セット買って補うと、今度は2袋余る。つまり、ラーメンの日があると、半端が出続ける。
そうやって買っていけば、いつか半端がなくなるのでは?と言われるかもしれない。確かにそうだが、たまに我が家の買い物隊長が浮気をして、醤油味じゃなくて塩味を買ってきたりする。
細かい話だが、味が違うと麺の細さとかちぢれ具合とかが違うのだ。茹で時間も違ったりして、同じ鍋で一気に家族分のラーメンが作れなくなる。
同じラーメンなのに、別々に作るなんて面倒だ。ひどい時は、冷やし中華なんて買ってくることもあり、(同じま◯ちゃん正麺でもバリエーションが豊富)ちょっと~!となる。
では、うどんやそばなどの乾麺は?
うどんやそば、パスタならば、食べる分だけ出せばいいので安心だ。
と思っていたら。やっぱり乾麺も中途半端に余ることがある。
いや、むしろ在庫をチェックすると、半端だらけ。私はこうした半端品がたまっていくのが無性に気になる。封を開けてしまったものは、早く片付けたいのだ。
だから、ほぼ毎日こうなる↓
左でそばを茹で、右でうどんを茹でる。麺だけだとたんぱく質がとれないのが気になるので、真ん中で餃子も焼く。
そばならそば、うどんならうどん、どっちかにして欲しいが仕方ない。半端同士使いきりたいから。
そばが好きな息子、うどんが好きな娘は、好きな麺がそれぞれ食べられてご満悦。
どっちも好きな夫婦は、もう余ったものはなんでも食べます状態。夫は二色麺が良いというので、両方乗せた。
麺だけで済むから、麺類は手軽で簡単でお昼は麺ですよという人が多いと思うのだが。私の場合、栄養士根性が顔をだし、麺だけだと栄養が足りないのではと思ってしまうから厄介だ。
つい、この日も餃子を焼いたり、前の日の残りのピーマン肉詰めなんてつけてしまう。
麺類のお昼ご飯はむしろ大変?
別の日は焼き茄子などつけて、たんぱく質がないから後で炒り大豆を食べよう!なんて声をかけてしまう。
この日はいかフライをつけた。
パスタの日は完全に2品作ることになる。なぜなら、我が家の子ども達は洋食が苦手だからだ。
左でうどんを茹で、右でパスタを茹でる。真ん中はパスタのミートソースを作る。
ああ、子ども達のうどんプラスアルファは何にしよう、、。と考えながら作る。
ここまできて、ようやく気がつく。結局、ご飯食にした方が皆同じものになるから、こんなに多種類作らなくて済む。
結局、麺プラスアルファを考えないといけないのだったら、ご飯食の方が楽。
麺は必ず半端が出るので、多種類作ることにつながる。ご飯は半端が出ない。
つまり、我が家では麺類のお昼ご飯の方が大変だったということが分かった。
でもそんな麺類のお昼ご飯もかなり作り慣れしてきて、もはや二種類作るのは当たり前。最近では三種類作ったりもするから、慣れというのはすごい。
コロナ騒ぎのおかげで、調理力が鍛えられた話でした。