見える化冷蔵庫、一つの落とし穴

ラベルを反対側にもつけた 食と健康

一昨日、冷蔵庫の中身を整理し、すぐに食べられる作り置きお惣菜を主食・たんぱくのおかず(主菜)・野菜のおかず(副菜)に分けて入れた。その名も「見える化冷蔵庫」おかずの在庫が一目でわかり、食べ忘れもなくなったし、おかずの作り時がわかる。何より食事の用意が楽になった。お弁当も楽に用意ができるようになり、整理整頓の力を再確認した。

冷蔵庫の中身
こちらは一昨日の様子

今までは作り置きおかずが点在していたので、おかずがあるのにさらに新しく作ってしまったり、逆にまったくないのに気が付かずにわびしい朝ご飯になってしまったりしていた。そうしたことを防げそうだ。作ったもの、食材たちを無駄にしたくない。食べ物を無駄にせず、食べきる、それが私の目標とするべきところだ。

二日たち、今日の冷蔵庫の中身はこのような感じ。

二日後の冷蔵庫

この二日間で、やさいの箱が3つ→1つに減った。その間野菜のおかずはこの箱の中身から食べ、不足感を感じる時はレタスのサラダやみそ汁などを足した。そして、たんぱくのおかずは中身が入れ替わって2つをキープしている。

たんぱくのおかず(主菜)

たんぱく質が主のおかず、つまり主菜は、大体作り立てがおいしいものが多い。例えば魚は焼き立てがいいし、から揚げも揚げたてがおいしい。自然と食事の用意をするとき、主菜はつい作ってしまう。ハンバーグや煮物など、冷蔵保存してまた温めてもおいしく食べられるものが、たんぱくのおかずケースに入れられることになる。

だから、作り置きケースに入った料理を食卓に出しつつ、新たに魚を焼いたり刺身を出したり、肉を焼いたりした。ということは、たんぱくのおかずは食事ごとに作ることが多いので、あまり作り置きが不足してきても気にする必要はなかった。生の肉・魚・卵があれば用意がすぐできる。

不足すると困ると感じる時は、弁当を用意するときくらいだった。娘は幼稚園に弁当を持っていくので、朝使えるものが常備されていると楽なのだ。

野菜のおかず(副菜)

野菜のおかず、つまり副菜は、作っておいてもおいしく食べられる。マリネや漬物などは、むしろ作っておいた方がおいしくなる。したがって、野菜のおかずの作り置きは必須だと感じた。主菜も作った上で、副菜も何品かと思うと、食事の用意が大変だ。

事実、野菜のおかずケースは二日であっという間に底をつき、サラダやみそ汁で補うことになる。野菜のおかずケースは、なくなってきたら作り時だなと思った方が良さそうだ。

順調に見えた「見える化冷蔵庫」に落とし穴

今日は野菜のおかずケースもなくなってきたので、色々作り置きしておこうかなと蓋を開けた。

おかずケースの中身

左上の丸い主食ケースには、残りご飯が一つ入っている。これは古いものから食べて、新しく出た残りご飯を入れていくので問題なし。

左下の黒い四角が野菜のおかずケース。3つもあったのに、今や大根しか入っていない。この大根は、野菜室に入れて置けば良さそうな大根だが、わけあってラップをして野菜のおかずケースに入れている。我が家の長男は極度の偏食なので、食べられる野菜が限られているのだが、千切り大根はモリモリ食べてくれるので、必ず大根をキープしているのだ。つまり、ケースには息子用の大根が残ったのみ。これは野菜のおかずを早急に作らないといけない。

右側に寄せたものが、たんぱくのおかず(主菜)ケース。たんぱくのものは、大体温め直しが必要なので、レンジにかけられる耐熱ガラスの器に入っている。現在は、ギョーザと納豆、鶏肉の煮物、ラタトゥイユが入っている。

ん?ラタトゥイユ?

ラタトゥイユはたんぱくのおかずだろうか。ほんの少しだけイカが入っているけれど。もしかして、これは副菜にあたるのでは?ラタトゥイユは冷たくてもおいしい料理なので、野菜のケースに入れればよかったのだが、なんとなくトマト系の臭いや色が付きそうなものは耐熱ガラスの方に入れたくなるのだ。

つまり、落とし穴は「たんぱくのおかず」に「野菜のおかず」が入ってしまうという問題だった。

別に気にしなくていいんじゃない? by夫

確かに、夫の言う通り、そんなこと気にしなくてもよいのかもしれない。でも、冷蔵庫を開けた瞬間に「あ!野菜のおかず作らないと!」もしくは「主菜ないぞ!肉を解凍しよう!」という具合にしたいのだ。どうしたらいいか、、、。しばらく考えて良いアイディアが浮かんだ。

解決!ラベルを2種類貼る

ラベルを反対側にもつけた

ラベルをつけかえたのではない。ケースの表側と裏側に「たんぱくおかず」ラベルと「野菜おかず」ラベルを両方つけたのだ。だから、180℃ひっくり返すとこうなる。

ひっくり返したところ

これでは、中身が「野菜」なんだか「たんぱく」なんだかわからないのでは?と思われるかもしれないが、そうではない。冷蔵庫にケースを入れると、どうせ前面しか見えないのだ。裏側のラベルが間違っていても見えないので全く問題ない。

ちなみに、このケースの中身は上段が「ラタトゥイユ」で、下段が「鶏肉の煮物」になるので、ラベルはどちらが正しいですか?そう、上が野菜のおかずで下がたんぱくおかずのラベルになればよい。最初の方のラベルが正しいので、その向きで冷蔵庫に入れる。

ラベルを正しくしたところ

何も気にしない主人には、超難問な間違い探し並みに違いがわからないと思うが、私はこれでモヤモヤがなくなった。

ある野菜で作り足したおかずたち

野菜のおかずがなくなってきたので、冷蔵庫から野菜をドサッと出して、ある野菜で作れるものを作った。あった野菜はじゃが芋、きゅうり、たまねぎ、ズッキーニ、しそ、しょうが。これで何が作れるか、、。私は、あるものでなんとか料理を作るのが大好きだ。あえて買い足したりすると、途端につまらなくなる。とにかくあるものでひねくり出すのが楽しい。

作り足したものたち
今日の昼に作り足したものたち

ズッキーニとたまねぎ、さばの水煮缶で、チーズ焼きを作った。これはさばの量が多いので「たんぱくのおかず」。野菜のおかずは、きゅうりのぬか漬けとしそ生姜キュウリの塩もみ、じゃが芋はポテトサラダにした。

これらと、在庫にあったおかずたちで、十分私の今日の昼ご飯が完成。そして、夜にも登場させ、明日の主人の弁当にも入る予定。このシステム、引き続き維持できるか!?気が向いたらまたレポートさせてもらいます。

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