冷蔵庫の中も見える化、食事の用意がおっくうにならないように

冷蔵庫の中身 食と健康

今日はなんだか疲れたなぁ。どうせお昼は一人だし、どこかカフェにでも行ってしまおうか。そんな考えが浮かぶ。しかし帰り道、ママ友さんと立ち話をしていたら、あるお料理好きの友達の話を聞いた。

彼女は昔から料理が好きで、このコロナ中も料理をテイクアウトをするカフェ店で勤務して、忙しくしていたそうだ。しかも、家で留守番をする自分の娘たちのお弁当を二人分作った上で、勤務していたとのこと。家で料理をし、さらに弁当まで作って、そしてカフェでも料理をする。

私は栄養士で料理は好きな方だが、彼女ほどの料理愛はなく、できれば簡単に栄養とっておきたいなぁくらいの気持ちでいる。そのお友達はいつもすごいなぁと思うし、栄養士である自分がこんなものでよいのかと自身喪失である。

ということで、食事の用意がおっくうだなぁと思う一般の方の気持ちは十分わかるので、今日は私も含めて、どうしたら効率よく簡単に食事の用意ができるか考えたい。

すぐに食べられるものが、今どれくらいあるか

カフェにでも繰り出そうかしら、なんて思っていたくらいだ。今の冷蔵庫の中には何もないだろうと思っていた。しかし、よく見てみると、結構な量の「すぐ食べられるものたち」が出てきた。

すぐ食べられるものたち

ご飯以外のおかずがこんなに出てきた。左から順に、ミニトマト、キウイ、焼き芋、にんじんのサラダ(袋に入っている)、コロッケ、大根ときゅうりのぬか漬け、枝豆、しいたけと豚肉の照り煮、ラタトゥイユ。

こんなにあるのに、私はカフェに繰り出そうとしていたのか。いかん。反省。

そしてこれらを、野菜のおかずとタンパク質のおかずに分けて置いてみた。

分けて置いてみる

野菜もタンパク質も十分ある。これに炭水化物(ご飯やパンや麺)を加えれば、十分栄養がとれる。

しかし、こんなにあるのに、今日の朝はなぜか不足感を感じずにいられなかった。なぜが考えてみると、冷蔵庫の中にこれらが散在していたのだ。冷蔵庫の中には、これらの他に調味料や封を開けた粉物、調理しないと食べられない肉や魚に野菜が入っている。そういう「すぐに食べられないもの」と「すぐに食べられるもの」が分かれていないのが原因で、不足感を感じてしまうのだった。

まずは、「すぐ食べられる野菜のおかず」をまとめて保存する

まずは分かりやすくするために、「すぐに食べられる野菜のおかず」をひとまとめに保存することにした。その時に使う容器がこれ↓

お重の箱

こちらは、内蓋がついているお重の箱。お重はお正月にしか使えないのが残念だったのだが、このお重なら内蓋がついている上に重ねられて、お弁当箱にも使えるという所が気に入って、ベルメゾンで購入した。中はこのようになっている。

お重の中身

写真ではわかりづらいが、一つの段に二つの入れ子の容器が入っている。お正月以外の使わないときは、ここに野菜のおかずを保存すればわかりやすいだろうなぁと思って買ったのだった。しかし、その時の気持ちはどこへやら。最近では、こんな使われ方をしていた。

薬箱になってしまったお重

いつの間にか薬入れになってしまっている。こら~違うでしょ~!気持ちを入れ替え、さっそく野菜のおかずを入れてみる。

野菜のおかずを入れたところ

ちなみに、ミニトマトはヘタのそばが一番菌が多いのをご存じだろうか。腐敗も、ヘタの辺りから始まるのだ。ヘタは取って、そのへこみをよく洗うことが大事だ。キウイもカットして入れておけば、後々簡単だと思うかもしれないが、カットした部分は菌がつきやすいので、キウイはカットせず保存することにした。

主食もたくさんあった!

これで、野菜果物類がわかりやすくなった。肉や魚のタンパク質のおかずは、大体火を通し直すものばかりなので、レンジでチンできるガラス容器のままにした。

あとは主食(ご飯、パン、麺)があれば食事として成り立つ。ご飯の余りをラップで包んだものを冷蔵庫から全部出すと、冷凍してあったものも含め、なんとこんなにあった。

出てきたご飯

こんなにあるのにカフェに行こうとしていた私は、バチあたりと言われても仕方がない。これも、冷蔵庫にあったり冷凍庫にあったり、わかりづらかったことが原因。さらに夫が気をきかせて、朝、ご飯まで炊いてくれたりしていた。これも一目見てわかるように、容器に入れることにした。

容器を用意した

在庫がよくわかる冷蔵庫に

こうして、主食・主菜(肉や魚のおかず)・副菜(野菜のおかず)の在庫がわかりやすくなり、食事の用意がやりやすくなった。

冷蔵庫の中身

ラベルを貼ると、より一層わかりやすい。主食ケースからご飯を一つ、野菜おかずの入ったお重から野菜たちを、たんぱくおかずから2品くらい出すと、粗食だが、あっという間に自分の昼ご飯が用意できた。

自分の昼ご飯

ちなみに、ご飯の量は120gで200kcalほど。納豆一つで80kcalくらい。芋50gで65kcalほど。そしてラタトゥイユと野菜たちで、どう多く見積もっても4~500弱kcalくらいだと思う。大人女性の昼ご飯が7~800kcalくらいだから、だいぶ少なめのお昼ご飯。

しかし、息子と娘が帰ってくると、間違いなく一緒におやつを食べる予定となっており、そこから見積もるとちょうどよいと思う。さらに、10時頃とうもろこしを一本も食べていたことを今思い出した。やはりこれでちょうどよい。

維持できるか!?冷蔵庫の中身

あとは、この冷蔵庫の中身を維持できれば最高だ。今後も、維持できているかどうか皆さんに披露して、お一人様の食事の用意が簡単にできるような情報提供をしたいと思う。

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