影響を受けた本「スタンフォード式人生デザイン講座」

最近の子どもが寝た後の楽しみは、この本を読むこと。スタンフォード式 人生デザイン講座(早川書房 ビルバーネット&デイヴエヴァンス著)

有償の仕事も無償の仕事も書き出して視覚化する。どの仕事に特に熱中しているか知る。その後どう自分の人生を適正化したらいいか、自分の人生をデザインしようという内容。

自分の今の状況にモヤモヤしている人、毎日の生活、これで良いのかと模索している人にぜひおすすめの本。

まず自分の仕事を洗い出してみる

さっそく、本に記されている通り、自分の仕事を洗い出してみる。

ここで大事なのは、給料の発生する有償の仕事も発生しない無償の仕事も書き出すということ。


定期的に組織のボランティアを務めているとしたら、それも入れること。主婦なら、子育て、料理、家事もみんな「仕事」だという点をお忘れなく。

スタンフォード式人生デザイン講座 早川書房 ビルバーネット&デイヴエヴァンスより

つまり、学校のPTA役員だって、子どものおむつ替えだって、全て仕事なのだ。

仕事の書き出し

ちょっと本で紹介されている書き方と違うのだが、左の円グラフは「熱中」度を、右の円グラフは「エネルギー」割合を示し、「ポ」はポジティブ度、「ネ」はネガティブ度を表す。

たまに見られる「フロー」の文字は、フロー状態になったしるし。

フロー状態とは、完全に没頭した、高揚感を覚えた、心が完全に落ち着いた、時間が止まったように感じる、そんな状況だ。

この日は、キャスターをつける、歌を子どもと歌った時にフロー状態になったようだ。

しかし、これは日によって違ったりするので、しばらく続けないといけない。

この仕事の洗い出しを続けてみて、わかってきた事がある。

続けてみて見えてきたこと

一つ目、食事について

子どもと私の三人分を作る時は、いかに早く効率的に作るか「集中」はするけれど、自分の好みより子供の好みを優先させるから「ポジティブ」度は低い。

夫を含めた4人分を作るだと、子供の好みより大人の好みで作るから、「集中」もするし「ポジティブ」度も上がる。

二つ目、フロー状態によくなること

「熱中」度も「ポジティブ」度も最高点だったのが、DIYに没頭してる時。つまり、多分自分が一番好きなこととも言える。

三つ目、子どもとの好きな関わり方

育児面でも発見があった。子どもと遊ぶ中でも、自分も一緒に縄跳びをしたり、キャッチボール、バドミントンをして自分も参加する遊びは「ポジティブ」度が高い。

カルタ取りやおままごとは、付き合ってあげている感が強くて「ポジティブ」度が低い。

一番の発見は?

一番の発見は、食事に対する考え方だった。

実はこのブログも、元々は管理栄養士が自らの偏食息子と関わる中で感じたことや、有用な情報発信、今までの栄養学に対する若干の疑問などを発信するために始めた。

自分は管理栄養士なのだから、という固定観念があったのだ。

もちろん、今だに息子の偏食を軽くするために奮闘しているし、同時に偏食に対する栄養学の認識の不足にももどかしさを感じている。興味が薄れているわけじゃない。

しかし、この仕事の洗い出しをした結果、今の私は食だけでなく様々な家のことに興味があるのだということが見えてきた。

これが、ずっとストップしていたブログの原因だった。

それが分かってからというもの、ブログも食だけにとらわれず、もっと自分の日々やっていることに目を向けて範囲を広くしたら、とても楽しくなった。

題名も、「偏食の子ども達を応援するサイト」から、「きぶんやママの暮らし方」に変えた。とてもしっくりした。

この本は、仕事の洗い出しから始まって、まだまだ先にやることがある。

洗い出しただけでも、だいぶ自分の気持ちに整理がついたが、さらに先にすすめたらより違ったアイディアが浮かぶに違いない。

ぜひ皆さんも読んでみてください。新たな発見ができると思います。

思い出のマザーズバッグをエコバッグにリメイク

エコバッグを作る

出産祝いにいただいた、MARC JACOBSのマザーズバッグ。地味な色合いばかり選んでしまう私にとって、目が覚めるような赤は新鮮だった。

でもそんな赤が、意外にも重宝。ものすごく気に入って、娘と息子が小さい頃は毎日大活躍。

哺乳瓶、おむつ、離乳食、おもちや、しっかり色々入った。小さなポケットも、表裏にたくさんついていた。

しかし、金具やロゴプレートが立派すぎて、中に物を入れると相当重かった。子どもも重い、荷物も重い、ついでにベビーカーともなると、毎日重労働。

そこで、手芸の得意な筆者の母に頼みこんで、バッグの一部をほどいて、重いパーツをすべて取ってもらった。

さらに、チャックも取り、重い取っ手も綿の取っ手に変えてもらった。母から「ものすごく大変だった」と言われた。

しかしそのバッグはますます気に入り、公園へ行く時のおにぎりや、水筒、着替えなど、入れるものが変わってきても大活躍。

こんなに長期にわたって気に入ったバッグはなかなかない。

最近になると、子ども達関連の荷物か減ってきた。すると、もう少し小さいバッグが欲しくなった。そこで、今度は自分でリメイクしてみた。

マザーバッグを解体

リメイクはまず解体する所から始まる。いっそのこと、新しい生地やボタン、取っ手を買って一から新しくバッグを作った方が絶対楽だ。

しかし、それはしない。なぜなら、作ることが好きで作るというわけではないから。思い入れのあるものを復活させるというのが目的なのだ。その手段が、DIYであったり、手芸であるだけなのだ。

すべて解体するとこうなった。

解体後のマザーバッグ

ポケットなどの付属品が多い分、相当な量の布が使われていた。

今回は、この英語の生地と手持ちの紺色麻の生地でエコバッグを作ることにした。

エコバッグ用に裁断

内ポケット(赤色の部分)はもったいないのでそのまま使うことにした。

縫うこと1時間くらいで完成。娘がDVDを見ている間だけと時間を決めて、大急ぎで作成した。あまり放っておくのも可哀想だと思ったので。

このエコバッグ、リバーシブルになっている。お洋服が地味な時はこちら。

エコバッグ出来上がり

そして、お洋服に柄がある時はこちらにして使う。

エコバッグリバーシブル

A4のノートが入る大きさ。ちょこっとおでかけする時は必ず持ち歩く。

今度は赤の生地を使って何か作ろうかと模索中。

本当の意味で物を大事にするとは?断捨離と両立できるか

リメイクして作った袋

ここのところの外出自粛で、家にいる時間が長くなる中、断捨離して家のものを整理している方が多いそうである。我が家も例外ではない。

ところで、「断捨離すること」と「物を大事にすること」とは、相反することなのか、それを今日は考えてみる。

今と昔で違う?断捨離の必要性

ゴミの日に、いつもより多くなっている我が家のゴミを見た、年配のご近所の方がこう言う。「あら、随分片付けたのね、私は古い人間だから捨てられないのよ。」

確かに戦前は物が少なく、物を大事にすることが美徳とされていた時代。そこからすると、「若い人は物を大事にしない、すぐ捨てる」という風に見られているに違いない。

でも今の時代、無料で手に入ってしまうもののなんと多いことか。何かを買った時にもらったエコバッグ、お祭りでもらったプラスチックのおもちゃ、レストランのキッズメニューのおまけ、、、。

予期せずしてもらう物たち。そうした物達は、吟味して気に入って得た物ではないので、だいたい我が家に合わなかったり、使わなかったり、多すぎたりする。

昔と違って、家に物があふれやすい。たから、今の世の中は断捨離が必要なのだと思う。

物を大事にしながら断捨離するには?

だからといって、何でも不用品は捨てるのかというと、そこは考える必要がある

そこで、「物を世に循環させる」という考え方が必要になる。自分が不要だと思っても、他人には必要な場合もある。必要な人の手元に渡るよう、使えるものは差し上げたり、寄付したり、売る。

でも一番は、自分が使いきることが出来たら。それが物とのつきあい方で最善だと思っている。

使いきった物たちは、物への執着を解き放ち、いさぎよく捨てる。不要だが、まだ使えそうなものは、世に循環させる。ミニマリストさん達は、気持ちよいくらいにそれが出来る。

思い入れのある物はどうしたらよい?

私もミニマリストさんの心持ちを見習って、近づこうと努力しているのだが、今一つミニマリストさんのようにいかない。それが、思い入れのある物との決別。これが出来ない。

例えば、子どもが小さかった時に着ていた服。子どもが乳児だった時に使っていたマザーズバッグ。お祝いで頂いたバスタオル。多くは、譲ったりして手放せたが、一部手元に残ったものがある。

娘に作ったワンピース
初めて娘に作ったワンピース

私は、これらをただ漫然と押し入れにしまうのも抵抗があった。それでは、大事にしているというよりは、捨てられないからとりあえずしまっただけ、という感覚。だんだん、あることさえ忘れてしまう。

それは、本当に物を大切にすることになるのだろうか。使いきることには決してならない。

ヒントは祖母の「リメイク」にあった

私の亡くなった祖母は、着られなくなった大人の服から子ども服を作ったという。今で言う「リメイク」だ。私のやりたいことはこれだった。

つまり、思い入れのあるどうしても捨てられない物達は、しまいこむのではなく、違う形に姿を変えて使いきるようにする。これが私が、物を大事にしていた祖母から学んだ答え、「リメイク」だ

ワンピースを袋にリメイク
先程のワンピースをほどいて作った袋達。

リメイクすることで得たこと

そこで、私は今まで色々なリメイクをしてきた。そうしたもの達は、新たな命を吹き込まれ、また私達家族の役に立ってくれた。

もちろん失敗作もある。でも、それはそれでよいのだ。

捨てられない気持ちから葛藤し、時間と労力をかけて形を変えてはみたが失敗。でもその過程の中で、しっかりとその物と向き合った。私の中で、その物への執着を捨てるには必要な作業だったのだ。

不思議と、その失敗作はすんなりお別れすることが出来る。失敗したけど、こんなに苦労して作ったから取っておこうとは思わない。

多分、ちゃんと向き合えたのだ。府に落ちた。

禅語「下載清風」(あさいせいふう)

また突然禅語を書いてしまった。断捨離の話を書いていたら、この言葉がふと頭に浮かぶ。

この言葉は、船が積荷をおろすと風に乗って軽やかに航海するという意味だそう。

しかし、建功寺住職の枡野俊明さんはこのように述べている。

日常生活では、実際に持っているものを減らすことで心も体も楽になります。ひとつ捨てることは執着からひとつ離れること。、、、中略、、、荷物をおろしてしまえば、足取りはぐんと軽くなります。

幸せを感じる心の育て方 枡野俊明・著

積荷をおろした船のように、私も心の重荷をおろし、物の執着を少なくして、新たな風を受けて足取りを軽くしたい。

そのために、すごく遠回りの道のりだが、リメイクして物を使いきりながら暮らしたい。ミニマリストさんのようにいかない、不器用な私が出した私なりの答えだった。

雨で外に行けないから、IKEAのアイロンビーズで遊んでみた

アイロンビーズ

新型コロナで外出を控える中、雨が降ると散歩もできない。子ども達は余計に「ひま~!!」と騒ぎ出す。

そこで、今日は買っておいたIKEAのアイロンビーズで遊ぶことに。

IKEAのアイロンビーズはパステルカラーで、優しい色合いに一目惚れしたのだ。

念のため、アイロンビーズを使ったことのない方のために、作り方を解説。

どうやって作るの?アイロンビーズ

その1 付属のプレートにビーズを並べていく

「付属の」と書いたが、IKEAでは別売りだった。

ビーズを並べる5歳
ビーズを並べる5歳児

5歳の娘が一生懸命並べている。並べ方を示すレシピのようなものはない。自由気ままに並べる。

といっても、図面が何もないと、「なに作ったらいいかわからない」と言われてしまう。

そこで、子ども二人がハマっている、スーパーマリオの攻略本を渡し、そのキャラクターを作ってみようと誘ってみる。

※ちなみに、我が家にはゲーム機がない。攻略本に載っているキャラクターを見ながら絵を書いたり、マリオのコースを積み木で再現するのに、攻略本を使っているらしい。

その2 並び終えたビーズの上に、クッキングシートを乗せる

付属の紙をなくしてしまったので、手持ちのクッキングシートを切って乗せた。用は、熱に強い紙で、アイロンで溶かしたビーズがくっつかない紙なら良いんです。

クッキングシートの乗せる

その3 アイロンをあてる

アイロンを当てる
温度は綿のところくらいで

温度を低温(合成繊維)にしたら、あまりビーズがくっつかなかった。中温~やや高温をおすすめする。

アイロンはゆっくり動かす

ビーズが溶けて、穴がつぶれながら高さが下がっていき、隣同士のビーズがくっついていくのがわかる。この時、微妙に高さの違うビーズがあると、なかなか厄介。

ビーズの高さの違い

結構高さがバラバラ。微妙ですか?いやいや、アイロンする時にわかりますよ。この品質は、価格に比例するのかな?

その4 そ~っと板からはずす

そっと板からはずす

そ~っとはずしてくださいね。たまにうまくくっついていない時があるので。

その5 裏面からもアイロンをあてる

くっついているけれど、なんとなく反っている。

そこで、裏面からもアイロンをあてる。

裏もアイロン

結構しっかり目にアイロンをあて、穴をつぶす。裏面もしっかり隣同士のビーズをくっつける。

出来上がり!

出来上がり

出来上がり!一部チェーンを通す穴を作っておいて、キーホルダーにすることもてきる。(今回はしなかった)

よくある失敗「とれちゃった!」

とれちゃった

とれちゃったことがよくある。でもこれ、直せます。

またクッキングシートを乗せて、アイロンをあて、取れたところを再加熱で修理可能。

なるべく取れないようにする為にも、最初にしっかりアイロンをあてておくのが大事。

大人もはまる、アイロンビーズ

子どもというのは、慣れない遊びをする時は、まず大人がするのを真似するところから始まるようだ。

娘はアイロンビーズに慣れていなかったので、まずは私が見本がてら作ってみた。

おとなもはまる

どれを作ったかって?もちろんクリボーですよ。どこからどう見てもクリボー。

マリオのキャラを作る

こんなキャラクターあるんだ~と思いつつ制作。だんだん自分がハマってきた。

そう、このライトクラゲを作ったところで、ようやく娘の手が動いた。ライトクラゲの女の子を作ると。

娘の作品と私の作品

大きくなっちゃったとしょげている娘。

いやいや、自然界においては、だいたいメスの方が大きいんだよ。カマキリもそうでしょ。

と、意味のわからない励ましをする。

新しいことには、なかなか手を出さずに様子を伺う娘。こういう子には、まず大人が楽しむ!これが一番。

それでも花は咲く。

桜の枝

近所のお友達のが、桜の枝を持ってきてくれた。自宅の庭の桜の木を剪定している方からいただいたとのこと。それをわざわざ、我が家におすそわけしに来てくれたのだ。

新型コロナで家に閉じこもり、気持ちまでふさぎこんでいた。そんな我が家の食卓に、パッと花が咲いている。

それだけで、気持ちが明るくなるから、お花の力はすごいと思う。優しい友達に感謝!


新型コロナの影響で、街はしんと静まりかえっている。全国、いや全世界で亡くなる方が後を絶たない。

それでも。

桜は満開。道端にも名前のわからない雑草たちが花を咲かしている。

世界の状況と満開の桜に違和感を感じたり、時に応援されているように思えた。でもそれは、すごく自分勝手な見方だなとも思う。

百花春至為誰開(ひゃっかはるいたってたがためにひらく)

突然ですが、これは禅語の一つ。

花は人の目を気にして咲くのではなく、自然に和して、ありのままに咲いています。

…中略…

花は無心です。無心とは、心が無いことではなく、ありのまま、自然のまま、計らいがないこと。

幸せを感じる心の育て方 枡野俊明著 より

花たちは誰かのために咲いているのではない。次の子孫を残すため、やるべきことをやるべき時期に無心で全うしているだけ。花目線で見ると確かにその通り。

見返りを求めず、ただ咲く。

こんな状況だけど、私は私のやるべきことを毎日こなしていく、それしかない。見返りを求めず、家族が元気なことに感謝して、今日も私のやるべき家事をこなす、、、。


珍しく小難しいことを考えていたら、うっかり30分居眠りしてしまった。

ふと机を見ると、、。

娘からのプレゼント

メモ帳には「おすきにのんでもいいよ ままだいすき」の文字。一杯の麦茶が置いてあった。

お花は我が家の回りに生えていたものを摘んできてくれたよう。

実は、遠方で暮らす私の父が発熱し、まだ一日目にも関わらず私が勝手に心配し、心が乱れていたのだ。そんな時にこの計らい。

花は間違いなく無心だ。

しかし、友と娘がプレゼントしてくれた花は、明らかに私へのメッセージが込められていた。