食に関する資格はたくさんありますが、信頼できる資格をようやく見つけました。この資格は、栄養士ではなくても、誰でもとることができます。どういう資格なのかを解説します。
この資格を取るとあなたはこうなる
今まで日本人が食べてきたものが、いかに健康的で素晴らしいものだったがわかる
子どもの食事の用意が、簡単に思えてくる
あふれるほどの食の情報から、本当に正しいものを選択できる
私もまだ勉強途中だからえらそうなことは言えませんが、最初のレポートを提出した現時点で、こんな良い効果がありました。
今、食の情報はあふれています。また、現在の栄養学が本当に正解を言っているか、定かではありません。その中から、本当に必要な情報、信頼できる情報を選び取る力がついてきます。それはなぜかというと、食の歴史や、日本人が何を食べてきたかという食性を学ぶからです。
現代の栄養学は、科学的に検証された事実を元に出来上がっていますが、そこには食品業界の関係や社会的な理由で表に出ないこともたくさんあります。専門家でさえ、そうしたことは知らされずにいるのです。本当に日本人にとって健康的な食事は何か、知る手立てがこの資格の中にあるように思います。
小児食生活アドバイザーは民間資格
資格と一言で言っても、種類がたくさんあります。例えば、管理栄養士は国家資格です。取得には国家試験に通ることや、必要な単位数などが決まっています。
今回紹介するような資格は、法的な決まりが特にありません。そういう資格は、民間資格と呼ばれます。
世の中には食に関する民間資格は山ほど存在します。例えば、「食育マイスター」「和食マイスター」「食養指導士」「食育アドバイザー」「食育インストラクター」「マクロインストラクター」「薬膳指導士」「野菜ソムリエ」等々、ここには書ききれないほどの資格があります。
特に、食育基本法ができて以来、時代の要請に答えるべく、様々な食の資格が登場しました。管理栄養士だけでも良いのに、これほどの食に関する民間資格が登場したということは、現代の栄養学だけでは解決できないことがたくさんあるということが背景にあるのだと思います。
小児食生活アドバイザーが他の民間資格と違う点は?
先程の民間資格、名前を見ると同じような資格に思えるものもあり、違いはあるの?と思われると思います。食の資格がたくさんありすぎて、今一つ違いがわかりませんよね。
小児食生活アドバイザーも、食育アドバイザーとか、食育インストラクターとか、そういう類と同じなのでは?と思われるかもしれません。
しかし、決定的に違うことがあります。それは、「バランスのとれた食生活をしましょう」という、今まで散々言われてきた指導をしないという点です。
「バランスのとれた食事」は本当に正しい?
その「バランスのとれた食事」が、昨今の子どもたちの食生活の乱れを引き起こし、小児生活習慣病の原因となっていると、幕内先生は結論づけています。
栄養士さんなら、誰しも「バランスのとれた食事を」と考えていると思います。私もそうでした。厚労省の作っている食事バランスガイドや、家庭科でも習う6つの食品群をはじめ、おかずをバランスよく食べようという指導が一般的です。
ところが、今までの「バランスのとれた食事」が言われるようになった歴史的背景、そしてそれが本当に日本人の身体に合った、日本の風土に根差したものだったのかという、食の根本的な部分を探ると、どうも今の栄養学はおかしいのではないかと感じずにはいられなくなります。
私はその疑問の答えを探りたいと、この資格を受講することにしました。私もまだ学び始めたばかりなので、今後ブログで学んだ事を紹介しながら自分の中に落とし込んでいきたいと思います。
資格を得るには
まずはこちらのサイトをチェックし、https://fandh2.wixsite.com/fandh/
メールで「資格取得の希望あり」と記入して送ると、詳細が返信されます。資料請求のみもできます。受講することになったら、個人情報をFAXし、受講料を振り込みます。
その後、先生が書物を8冊指定されるので、それを読み、要点と自分の考えを原稿用紙にまとめて提出します。感想文提出期限は1年間ですが、早く提出すれば次の課題がいただけます。
感想文は、先生によって添削されます。この流れを2年間行います。
その指定図書は、必ずしも先生の意見とは合わないものも入っているそうです。偏った知識を蓄えるのではなく、広く見識を持った上で一つの持論に行き着くようにとの配慮でわざとそうなっているそうです。
資格取得の為の勉強をスタートさせる
この資格は、前々から気になっていました。図書館で何気なく手に取った幕内秀夫(管理栄養士)さんの書物にふれて以来、長年の栄養学に対する疑問と、息子の偏食に対して、一筋の光が見えたからです。
息子を偏食呼ばわりしていたのは、私も含めて、周りの勘違いからではないか。実は、息子の食生活こそ、現代に求められている素晴らしい食生活なのではないか、そんな事に気づかされました。
そうしたことを、自信を持って、きちんとした裏付けのもとに人に説明したい。
息子が自分の食に対して自信を持って生きてほしい。
その為には、まず私がしっかり説明出来るよう勉強したいと思いました。そこで、この資格を得たいと一念発起したのです。
まとめ
この資格は栄養士だけではなく、誰でもとれる
小児食生活アドバイザーは民間資格
他の食関係の資格と違う点は、今の栄養学にはない、日本人が何を食べてきたかという食性に焦点が置かれている所
栄養士である私は、学ぶ中で受け入れがたい事実を知ることにもなりました。
今まで学んだことは何だったのかと憤慨したりもしました。
もしかしたら、栄養士でない方の方が、すんなりと受け入れられて、理解できるかもしれません。