こどもが不登校で働けない!?実体験から4つの理由と改善点を解説

不登校 学校

朝のニュースで「労働者不足」問題が取り上げられていました。日本の様々な現場で労働者が不足している昨今。私のような子育て主婦も仕事して欲しいのでしょうが、「この状況じゃ無理でしょ」と思っているのは私だけではないはず。

その状況とは…「こども不登校になっている」という現状です。

なぜ、こどもが不登校だと働きづらいのか、私の実体験から4つの理由を解説します。また、逆に「こんな形なら働ける」という提案もしますので、悩んでいる人の参考になればと思います。

  • こどもが突然不登校になりそうだが、自分が働けるのか不安
  • 同じ職場や友人に不登校児を持つ人がいるので理解してあげたい
  • 不登校進行中。同じ境遇の人の話を聞いてみたい

このような人におすすめの記事です。

きぶんやママ
きぶんやママ

あくまで「我が子の場合の話」で、お子さんの状況によってもっと働ける人もいると思うので、一つの事例としてご覧ください。

【働けない理由①②】自宅での見守りが必要

家

働けない理由に、「自宅での見守りが必要」なことがあげられます。どんな見守りなのか、具体的に2つ紹介します。

働けない理由①学校のオンラインに対応するため

不登校になってしばらくしてから、学校側から「オンラインなら参加できますか?」と声をかけてくれました。

【学校の不登校児に対するオンライン授業】

学校から配布されたタブレットを使い、オンラインで朝の会や授業に参加できる

こどもにとっては、大人数の教室内で授業を受けるより精神的に楽なようで、ありがたかったです。

ところが、オンラインならではのハプニングも続出しました。

  • 突然ネットが切れる(だいたい学校の方が切れてしまう)
  • 先生の声がミュートになっている
  • 先生がつなぐのを忘れている
  • つながる時間が毎日バラバラで(国語と算数だけ繋げてくれる)、本人がつなぐのを忘れる
きぶんやママ
きぶんやママ

学校に電話して復帰してもらったり、「時間だよ」とそばで声をかける必要もあったのです。

働けない理由②こどもが一人でいると不安感が増す

オンライン授業も必ず毎日実施されるものではなく、学校の事情でできない日もあります。そういう日に私が仕事に行ってしまうと、こどもが一人で過ごす時間が多くなります。

ただでさえ不登校のこどもは、「学校に行けない自分」を自分自身で責めています。一人きりで過ごしていると、その思いが強くなっているような気がしました。かたわらで、

  • 「大丈夫だよ」
  • 「風邪で休んでいるのと同じだよ」
  • 「好きなことをすることが、薬になるんだよ」

と言ってあげる人が必要だと思いました。ただ、不登校も長くなると「このままで本当に良いのだろうか」という親の思いも募り、逆に親が愚痴ってしまうこともあるので、少し距離を取るのも時には必要だと思いました。

【働けない理由③④】フリースクールへの送迎

学校

自宅でゆっくり過ごせると、こどもも少し元気になってくるのか、「たまには外と繋がりたい」と思うようになることがあります。(ならない時もあります)そんな時に考えるのが「フリースクール」です。

【フリースクールとは】

何らかの理由から学校に行くことができない子どもたちが、小学校・中学校・高校のかわりに過ごす場所。

フリースクールも公的なところが運営するものから、そうでないところまで様々ですが、我が家は市区町村が運営する「適応指導教室」を選択しました。地域によっては、「教育支援センター」と呼ぶこともあります。

【適応指導教室とは】

何らかの理由から学校に行くことができない小・中学生を対象に、学習や運動などを通じて、学校復帰を支援するための教室

働けない理由③短時間すぎる

これで無事に仕事ができると思いきや。

私の地域の適応指導教室では、増え続ける不登校児の受け皿を少しでも増やすという理由で「午前の部」と「午後の部」に分けられており、1日ずっといられるわけではありません。

最初の内は、長くても2時間しかいられません。(慣れてくると1日コースに移動できるようになりますが、こども次第です)

しかも、最初慣れるまでは「週1回30分から」徐々に増やして行くという慎重な対応。

確かに、これまで家から一歩も出なかった子が外に出るわけですから、30分でも疲れるでしょう。正しい対応とは言え、働くママには大変厳しい状況です。

きぶんやママ
きぶんやママ

不登校児の適応指導教室利用者は、非常に少ないそうです。これでは仕方ない気もします…

働けない理由④送り迎えが必要

私の地域の適応指導教室では、小学生の内は送り迎えが必須です。とはいえ、適応指導教室は数が少なく、ほとんどの人は車や電車、バスで通っているようです。

我が家も家から車で30分かかる場所にあるので、送り迎えはどうしても必要でした。

30分かけて到着後、最長2時間いられるようになったのですが、その間私が帰宅するのに30分+迎えに30分かかってしまうので、帰宅するわけにもいきません。

きぶんやママ
きぶんやママ

仕方がないので、そばのカフェでお茶をしなければならず、結構その出費があなどれません…

こどもが不登校でも働ける工夫

仕事

そんなこんなで、結局私はパートの仕事を辞めました。それでも、「たまに都合が合えば来て」と言われるので、(ありがたい)都合がつく時だけ行っています。

しかし、そんな都合の良いパートはなかなかありませんよね。その場合は、家やカフェでもできる仕事を探してみてはいかがでしょうか?

家やカフェにいながらできる仕事

私は次のような仕事請負サイトに登録するところから始めました。簡単に始められるので、どんな仕事があるのかな?と興味本位で見てみるところから始めてみてはいかがでしょうか?

■仕事請負サイト(※他にもたくさんありますが、私が登録したことがあるのが下記です)

私は、ランサーズという仕事請負サイトでブログ執筆の仕事を何件か受けました。もともと自分でブログを趣味で書いていたので、難なく仕事ができました。また、ブログ文章の書き方も勉強できたので、やってみて良かったと思います。(なかなか稼げず、稼いだお金がカフェ代になっている気も…)

適応指導教室の待ち時間2時間弱は、カフェにパソコンを持ちこんで作業をします。この記事もカフェで書いていますが、2時間弱という時間制限があるので、かなり集中して書けます。

きぶんやママ
きぶんやママ

ドリンクも飲み放題!家で仕事するより幸せ感があり、今ではカフェ作業が楽しみになってしまいました。

まとめ

こどもが不登校になると、なぜ仕事がやりづらくなるのか、4つの理由をお伝えしました。また、それにも負けず、働き方を見直した事例もお伝えしました。いかがだったでしょうか?

こどもの状況によって当てはまらないところもあると思うので、一例として参考にしていただければ幸いです。

こどもの不登校は誰しも起きうることです。「我が子は大丈夫」と私も思っていましたが、それは唐突にやってきます。いざという時にこどもに寄り添えるよう、自分の様々な働き方を考えておくのは良い事だと思います。

私も、最初はマイナスに捉えがちでしたが、開き直って違う働き方を模索する方に意識がいきました。

これからも自分の体験談で誰かの役に立つのでは?と思うことを書いていきますね。

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